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以前、鶴ヶ島市内にあってそれと知られた店だったが、日高市 に移転して新しく開店した。ゴルフ場に囲まれた地にあるとい う特異な立地だが、固定客をしっかりつかんでなかなかの繁盛 のようだ。営業は休み無しで昼から夕方まで通しで続ける。ゴ ルフ帰りのお客さんが寄っていくために午後は貴重な時間なの である。店主の中込恭一さんは、裾野市の蕎仙坊の齋藤義親さ んの弟子に当たるという。一茶庵系の店である。 メニュは右のようだが、珍しく蕎麦ビールなるものがあるので 早速注文してみる。ザル印の蕎麦ビールというものだが、カナ ダ産で、蕎麦のみを55%使用しているとのことで独特の風味が ある。まあ、1度は試してみる価値があるかもしれないが、こ れを通常のビール代わりに飲むというわけにはいかない。この ビール、東京、横浜では見なかったが、この後秩父に出かけた ら、[秩父蕎麦の会]のどこの店にも置いてあった。秩父あた りでは流行っているらしい。 |
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さて、メニュはもり、田舎がともに735円。変わり蕎麦があり、 この日は茶蕎麦、柚蕎麦(890円)、さらしな蕎麦(840円)が 用意されていた。この他にもうどん(735円)もある。注文した のは、変わり2色と変わり3色そば。どちらも、せいろ、田舎、 柚、茶蕎麦、更科蕎麦……のなかから自由に選んでください…… という臨機応変のサービスで、結局、2色=もり+柚、3色=も り+田舎+さらしなの5種類。2色蕎麦は1枚のざるに盛られて くるが(写真中)、3色蕎麦は、小さなざるで一つずつ盛られて くる(写真右)。3色が一つずつ出されるのは食べる間に伸びな いように時間差で茹でるという配慮の結果と見た。 蕎麦は、コシも申し分なく香りもそこそこ、これならば、立地の 不便さというマイナスがあっても食べにくる価値はある。柚蕎麦 も香りが良く、なかなかの風味である。残念ながら田舎蕎麦は、 せいろとの差が余りなく、蕎麦の香りももうひとつ。蕎仙坊の田 舎そばは、もっとゴワゴワしていてしっかり打たれているが、こ れは中込さんの独自の工夫があるのかもしれない。さらしな蕎麦 はもともと蕎麦の香りは余り無いものだが、他の蕎麦と3色など で食べる時には良いかもしれないが、これだけだと味・香り的に 一寸さみしい起臥する。蕎麦は、総じて細めで、良く打たれてい て申し分ない。サービスも良く、値段的にも、2色蕎麦で785円、 3色蕎麦で1100円というのはリーズナブルである。蕎麦の質を考 コストパフォーマンス的には、お薦めの店といえよう。店内は、 5、6人が座れるカウンターと、14、5人も座るといっぱいに なってしまう大きなテーブルがあるだけ。明るくスッキリしたレ イアウトだ。 埼玉県日高市下大谷沢297-25 0429-85-6511 月休み、第1、3週は月火休み 11:30〜19::00(売切れ締め) |
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