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蕎麦打ち日記1998年6-7月分

多くの心優しき奇特な方々の犠牲のもとに成りたっている、蕎麦打ち日記であります。


●1998年7月29日

 このところ韓国へ出かけては、コストダウンのお手伝いをしてい
ますが、いつも、ご馳走になる料理の豪華さに感動(アキレ)して
います。今回、韓国の人たちの健啖家ぶり、もてなしの豪華ぶりを
ご覧頂こうと、写真を撮って見ましたので、ご覧に入れましょう。
7人で韓式食事に行きましたが、その席で出された料理が以下です。
これで半分。つまり7人用に2セットが出されました。
場所は釜山郊外ですから、さすがに魚は新鮮で豊富です。
●まずは、魚介類です

左から1.カニやクジラ、貝など、2.ヒラメの刺身、3.タイの塩焼き、


クルマエビのオニガラ焼き、アワビ、さざえ、


タコ(足がクニュクニュと動いている)、クラゲ、ナマコの炒めもの

●続いて野菜類です

左から 高麗人参の味付け、栗(甘栗)、キノコのホイル焼き、


左から ゴボウの味付け煮、野菜サラダ(レタス+マヨネーズ)、

●肉類などです

左から 鶏(サンゲタン)スープ、すきやき、酢豚、


18.ユッケ(添えられている梨の甘みがおいしさを引き立てている)、チジミ(ネギのお好み焼き)

以上です。


このあと、最後にご飯が出るのですが、
この日は暑い日でしたので、
ソウメン麺をいただきました。
薄塩味でさっぱりしたいい味でした。


このソウメンと一緒におかずが出されます。
それが下です。この小
皿セットは、食事には必ず出されるセットで、
これはいくらお代わりりしても、
基本料金の中に入っていて、追加料金不要です。

テーブル上には、こんな感じで並びます。
これだけの料理の他にビールや焼酎を出しますから、
給仕のお姉さんたちは、
運んでは下げ、運んでは下げ………
永遠にそれを繰り返すことになります。


●1998年7月23日

23日の朝に思い立って、急遽、信州に蕎麦を食べに行く。めざすは、
小淵沢の「萬吉」か、駄目ならば隣街の富士見の「にしむら」とい
う予定だ。
とりあえずは、成瀬(町田市小川)にある「一葉」で昼をたべる。
かき揚げ天ぷらとビールで喉を湿らせたあと、蕎麦。ここのソバは、
透明な蕎麦で、蕎麦粉にでんぷん質が多目に含まれているのだろう。
細切りの洗練されたそばだが少量が残念。蕎麦のタイプとしては、
ここ十年間ほどに増えてきた蕎麦です。翁タイプの蕎麦です。
その後、町田街道−六地蔵−小倉橋−津久井湖−相模湖−中央道…
と経由して小淵沢へ。ついたところで、両方の店に電話してみる。
案の定、「萬吉」さんは、蕎麦が終わりすでに閉店。どうやら毎日
午後3時頃には閉店してしまうよう。「にしむら」さんは営業中で
夜は完全予約……とのことで、午後6−6:30に予約を入れる。1時
間ほど時間が出来たので、駅前に開店したばかりの骨董屋さんを覗
き、物色。友人が漆塗りの果器小皿を見つけて、これを購入する。
「にしむら」は、脱さらで始めたという店で、住宅街の中にある。
このロケーションでは、知っている人しかこない。口コミが頼り。
ヤキトリと天ぷらを肴に「なとり」、「久保田」を2号ずつ。
御通しに出される「身欠きニシン」もいい味でした。(写真)・・・・・・・・・・・「にしむら」の酒「なとり」と身欠きニシンとワサビ
ヤキトリはなかなかで、大き目の鶏肉を焼いたもので、串にささず
に出される。ネギが抜群。肝心のそばは、細めで香りがあり悪くな
い。場所柄か、小さなわさびが1本付いてきて、これもいい。本ワ
サビ……という訳にはいかないが、まあ、竹ざる2枚のせいろ蕎麦
は1,000円でも値段は決して高くない。
一葉も、にしむらも、久しぶりのおいしい蕎麦で、撮影しようとカ
メラを持参しながら、蕎麦が出てきたら、そんなことすっかり忘れ
てむしゃぶりついていた。終わった後で、一息ついて、「あ、写真
撮るの忘れた!」……という無様なありさま。とれたのは、にしむ
らの蕎麦が出てくる前の写真。蕎麦には弱い。


●1998年7月13日

ここ2年ほど、月に2回のペースで韓国を訪問しています。食事は
ほぼ韓国職で、日本食は韓国の人に招待される以外は食べません。
たいていは、酒をのみ、その後で食事ということになりますが、冬
の間は、韓国風の味噌汁テンジャンチゲにご飯が多かったのですが、
夏になるに従って、「やっぱり冷麺(ネンミョン)だよね」というこ
とになり冷麺を食べるケースが多くなってきました。日本でも、幾
度となく食べましたし、盛岡にまで出かけて話題の”盛岡冷麺”を
食べたけれど、あまりうまいと思ったことはなかった。ところが、
やっぱり本場というか、韓国の冷麺は食べるたびに”うまい”と思
う。韓国の人たちに言わせると、京城の方が本場らしいんだけれど、
ソウルでも、水原でも、釜山でも、外れたことはなかった。それぞ
れなかなかイケるのです。
冷麺ももともとは蕎麦粉です。蕎麦粉とジャガイモのでんぷん(ま
あ、片栗粉ですな)を50:50くらいで混ぜ、少々のソーダ(重曹)を
入れて水で練ります。片栗粉ですから、それは渾身の力というにふ
さわしい力が必要です。それを押出機で、沸騰したお湯の中に押し
出し、手早く茹で上げ(まあ、1分もかからんでしょう)ると、蕎
麦粉色で透明な冷麺が出来上がります。
あっさりしたダシと塩加減、うっすらとした酸味が何ともいえず涼
しいんですね。気に入ってます。キムチを入れて、カルビを入れて、
……と何を入れてもイケル。まったくツユのない、冷麺もあるんで
すね。キムチなどを入れるだけで食べる冷やしキムチ麺のような冷
麺も現地では人気です。ビビンバに乗っている具を冷麺で食べるの
も彼らは好んで食べるようです。でも、小生としてはやっぱりシン
プルな冷麺が一番。今度は写真を撮ってきましょう。


●1998年7月10日

蕎麦仲間のMさんが「そばうち教室に通い出しました」とメールを
くれました。いつも一緒に蕎麦食い旅行をする相棒で、一人でも愛
車に乗って、泊まりで蕎麦を食べに出かける、まあ、蕎麦気違いと
言っていいでしょう。そのMさんが、いよいよソバ打ちを習いはじ
めた……といいます。小生はまったくの独学で、手探りで始めたの
で、今度は、彼を先生にして、習いはじめようと思っています。
最近はあちこちの蕎麦処(と称している産地)で、お客さん相手の
1日教室、そばうち体験教室などがおおはやりですが、Mさんが通
い始めたのは、ある製粉メーカーが始めた教室で、全10回という本
格的なもの。10回もあれば、キチンと系統だって勉強できるので、
小生も楽しみです。終了したら腕前を披露してくれる……とのこと
で、いまから、楽しみです。終わるのは8月末かな?
日本人たるもの、蕎麦が打てんでどうするっ!


●1998年7月2日(木)

久しぶりで、蕎麦粉と小麦粉、打ち粉の整理をした。駒ヶ根で購入
してきた蕎麦粉は、頻繁に蕎麦を打った時期に開眼したようにおい
しい蕎麦が出来た。で、この蕎麦を再度使ってみたいと想っていた
けれど、なかなか買いに行く時間が無くて、いま手元に無い。もう
一度、あの蕎麦粉で打ってみたい。蕎麦の香りがして、なかなかの
蕎麦が出来たので……。うん、蕎麦粉頼み……だ。
今日は、これからちょっと出かけるので、うまい蕎麦があったら食
べてこよう。ここで紹介できるような蕎麦に出会いたい。乞うご期待。
ついに手抜きが始まった。7月分を独立させようと思ったけれど、
どう見ても6月分が少なすぎる。これで独立ページというのは、あ
まりに中身が薄くて申し訳ないので、6月、7月合併号とする。昔
雑誌の編集をやっていたときに、手が回らなくなると合併号にして
1回パス……をしたけれど、手抜きに癖は相変わらずのようだ。直
ってない。進歩が無いのは一目瞭然。凡人のしるしだあ……と開き
直っても、何も変わらぬ。よっし、今月は蕎麦を打とう。




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