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多くの心優しき奇特な方々の犠牲のもとに成りたっている
「蕎麦打ち&蕎麦食べ歩き日記」であります。


ご紹介させていただいている蕎麦屋さんの索引は、こちらです。
全お店が、県別にひけます。

2008年6月分


●2008年6月27日

くりはら(秦野・渋沢)
神奈川県秦野市渋沢2098
tel: 0463-88-1070
営業時間:(火-金)11:30〜15:00、(土日)11:30-15:00、17:30〜20:00
定休日:日曜・第3火曜日



肴とそば

  昨日、知人の車で秦野「くりはら」連れて行ってもらった。秦野と平塚の間に渋沢丘陵があるが、その渋沢丘陵の方向にかなり進み、里山の手前だろうか。小さな流れの対岸にはアジサイがきれいに咲いていた。この時期、どこに行ってもアジサイがきれいですね。
  お店は、手前に駐車場があり、庭の奥に建物が……。民家を改造して板の間にし、落ち着いた椅子、テーブルがおかれている。落ち着いたなかなかいいお店でした。
  前後の庭が、この家の雰囲気に合っていて、飛び石が並べられたアプローチも期待感を高めてくれます。庭はよく手入れされていて、この時期、草むしりなど、この管理だけでも大変ですね。
  隅々まで気配りがされていて、それが押し付けがましくない。ホールでも、誰もいないようなのですが、必要なときに探すとすぐにきてくれる……これは難しいことです。控えめでありながら、非常に質の高いサービスです。庭に面した2人がけのテーブルに座りました。昼時でしたが、お客さんは全部、60歳くらいの3、4人のグループ。この年代の人たちが気に入りそうな、コンパクトにきれいで、しゃれた、かわいらしいおみせ……ということでしょうか。渋沢丘陵の里山の小さな田舎家……そんな感じですね。

  さて、いただいたのは、
  ごま豆腐、ニシン、そばがき、せいろそば、手碾きざる
  漬物をいただこうかと思ったのですが、ビールをお願いしたら一緒に御通しで出されましたので、やめました。
  せいろ蕎麦は、香りもこしもあって、いい蕎麦です。手碾きざるは、さらに香りが強く、しっかりした蕎麦です。二八と十割の違いがよくわかります。
  奥に座テーブルが2つ。こちらで落ち着くのも悪くないでしょう。


●2008年6月24日

蕎麦ダイニングこあら(酒田)
山形県酒田市こあら2丁目3-7
tel:0234-25-0515
営業時間:11:30〜14:00 17:30〜22:00  定休日:水 



十割蕎麦と麦きり

  酒田駅から仕事場に向かう途中で見つけたお店。ここを目指して行ったわけではなく、たまたま途中にあったので入った。店名が「こあら」と言うだけで気分はひいたが、後で「こあら」……は地名とわかった。現在、地名としては「こあら」になっているが、元々は「古荒」らしい。わざわざ平仮名に変えたのだろうが、店名としては日本蕎麦には似つかわしくないかも。
  玄蕎麦から碾いた十割蕎麦がある、しかも粗碾き……と言うので、これと麦きりの合いもりをお願いした。麦きり……はこのあたりの特徴で、小麦きり、つまり、細めのうどんですね。

  合いもりにしてもらったので、前日にいただいた「志な乃」とそっくりのイメージになったが、残念ながら蕎麦はまるで別物。結果は、蕎麦はコシがあるが、いかんせん香りがなく、粗碾き……の食感もなし。たぶん、1人前ずつ蕎麦のこねた玉を入れて、直接、湯の中に落す製麺機を使用しているのではないかと思われる。量はたっぷりあったが、私的には轟沈。
  昨日、酒田でおいしい蕎麦に出会えるか?・・・と書いたが、努力しないとダメですね。


●2008年6月23日

志な乃(東日本橋)
東京都中央区東日本橋3-1-4
tel:03-3664-9795
営業時間:11:15〜15:00 17:00〜20:00 、 11:15〜14:00 (土)  定休日:日曜・祝日



合いもり

  小伝馬町で仕事があって、ついでに志な乃へ。前日の蕎麦の口直しである。横浜の店は何度か行っているが、ここは始めて。横浜のお店との関係がよくわからぬが、同じ店名・同じメニュとなれば、暖簾分けか、兄弟・親戚か。合いもり(1100円)をいただく。繊細な細切りも悪くないが、私は、店によっては田舎蕎麦で通じるかもしれないこの手のそばが好きだ。噛み締めれば蕎麦の香りがするこの蕎麦が、私の蕎麦の原点のような気がする。ただ、汁が私にはちょっと不満。薄口醤油なのである。ま、うどんもあるからしかたがないが。
  ネギとわさびをつまんで蕎麦を食い、終ってショウガを入れてうどんを食う。合いもりの食べ方はなかなか難しい。でも、美味しかった。
  明日は山形に行く。酒田日帰りだが、おいしい蕎麦に出会えるか?


●2008年6月22日

秀山荘(葛生)

tel:
営業時間:



もりそば

  法事で食事をしたお店。割烹・仕出し料理……となっているが、法事などの宴会がメインのようだ。独立店舗として、客を迎えているかどうかは不明。たぶんしていないと思う。だからここで蕎麦について言及するのも無理がある。最近、この辺りでは、〆は蕎麦……が多い。
  ご飯漬物味噌汁では日常的、少し変わったもので目先を変えたいと言うこともあるのだろう、あるいは、お店としても簡単で手間がかからない……などの理由があるのかもしれない。蕎麦も何十人分を一挙にゆでるのだから、期待してはいけない。
  ということはわかっているが、この蕎麦、だされた瞬間、粗碾き十割蕎麦……風のいい感じだった。食べたらふんにゃり蕎麦だったけど。香りはもちろんナシ。蕎麦粉に金をかけるわけには行かないことは重々承知ですが。
  そういえば、佐野ラーメンが多加水の青竹ふみ製法とかで宣伝されているが、このそばもそんな感じのそばだった。佐野ラーメンの製麺所で、ラーメンと同じ製法で蕎麦を作った、そんな感じのそばだった。この蕎麦、わたしとしては食べ終わった蕎麦です。蕎麦なら、立ち食い蕎麦も大好きという私にこれだけ残させるのも珍しい。
  右の写真は、料理の途中で出された大エビフライ。頑丈な鎧で近づくものを拒んでいる風である。食べてください……という思いが伝わってこないばかりか、「食うなら、覚悟して食えよ!」とけんかを売っている風情ですらある。宴会の中ほどに出されたのだから、まあ、メインディッシュなのでしょうね。ほとんどの方が手をつけなかったようだ。皆さん、圧倒されたのかしらん。


●2008年6月20日

駅そばcan

tel:
http://www.ramencan.net 



駅そばcan

  13日、名古屋からの帰りに新横浜駅での乗り換えで、横浜線のホームのキオスクで、見つけて気になっていた。そのときは時間がなくて買わずにそのまま帰ってきたが、改めて昨日、岐阜に行った帰りに同じキオスクで買ってきた。
  13日に見たときには関西版もあって、こちらはキツネ蕎麦だろう。他にうどんもあったように記憶している。そのときは、全部で20個くらい並んでいたが、昨日は1個しかなかった。買う変わりモンがいるんですねえ。わたしもだけど。

  値段は、1個300円。小麦や蕎麦粉では汁の中でのびるので、麺の素材はこんにゃく。なのでコシもあり、カロリーも45kcalとオフだ。そのままでも食べられるとかで、カンの天板に折りたたみのフォークがセットされている。珍しさで買ってきたが、あまり食欲はそそらないなあ。翌日に食べようかと思ったが、とりあえずパス。
  このcanそば、元々は「麺や武蔵」の大将が作ったラーメンが最初のようだ。そこから発展して、今ではおでん、うどん、蕎麦……が出ている。まだ蕎麦は紹介されていないようだが、以下にHPがある。
http://www.ramencan.net


●2008年6月20日

桔梗園(岐阜)
岐阜県岐阜市長良大路1丁目17
tel:058-231-2842 
営業時間:11:00〜20:00  定休日:水休 



半チャーハンと両面焼き

  ここで中華を紹介することは、反則行為だが、面白かったので、ちょいと失礼させて頂く。
  岐阜に行ってきた。昼は、桔梗園……で、「両面焼き+半チャーハン」。これがこの店の常連の定番らしい。同行した3人のオーダーにならって私もこれを頂く。チャーハンは2口いただいて、残りはカメラマンにパス。チャーハンは、玉子ごの入らない、いわゆる、「焼き飯」ですね。もやしが入っていて、これがなかなか美味しい。私、このシンプルな「焼き飯」、ガーリックライスとともに好きなんです^^;;
  両面焼きは、あんかけ焼きそば。左から2枚目の写真ではわからないが、上のかけられたあんをどかしてみると、しっかりと焦げ目がついた麺が見える。ゆでた麺の両面がしっかり焼かれているのだ。食べてみると、焼かれて固くなったところが、あんのスープでとろけて……なかなか面白い食感で、これが美味しい。あんも独特で、薄めの味つけながら、鶏肉、豚肉の他にレバーが入っているのだ。

  写真のお店は桔梗園ではない。近くの酒屋さんである。昔のテンポを生かして、なかなかいい感じだ。岐阜は古い町並みが少し残っていて、なかなか面白い町だ。一度ゆっくり行って見たい。そういえば、岐阜公園の山頂、御城にも行ってない。これは一度是非行かねばならない。


●2008年6月15日

石庄庵(秦野)
秦野市寺山1580
tel:0463-82-1222  fax:0463-82-1580  
営業時間:11:30-20:00         定休日:月曜日
http://www2.ocn.ne.jp/ishisho/  ishisho@titan.ocn.ne.jp



田舎蕎麦(左)と九一そば(右)

  箱根に出かけた。帰りに東名が渋滞と言うので、小田原から246を上ってきたが、渋沢あたりで渋滞。そこで、新しく移転した「石庄庵」によって夕食をとることにした。名古木から蓑毛の方向に入り3km。よくここに……と思う山のとっつきのロケーションだが、 蕎麦畑が周囲にあり、自家栽培をするためにここを選択したようだ。周囲に蕎麦畑があるが、ここで自家の蕎麦を栽培するのだろう。途中道が細く、とてもお店をやるロケーションとは考えられないが、蕎麦……ならば、長坂の翁の例もあり、悪くないかもしれない。周囲の雰囲気はいい。
  テーブルでいいですか……と聞かれたが、問題ないので、勧められた大き目のテーブル(6人用)にすわる。事情がわからずにすわったが、大人数がくると、大きなテーブルを少人数で占領しているのが申し訳なくなってきて、小さなテーブルに移動したりしたが、客は奥の座敷に入ったので、また元のテーブルに戻った。入り口付近のテーブル席は、入ってきた客とお店の会話がすぐそばで行われるので、少し居心地が悪い……と感じる人もいそうだ。奥の座敷などを覗いたわけではないので、よくわからないが、入り口付近はかなり過密な印象ですね。隣が近くでちょっと落ち着かないかな……という気がする。

  メニュはセットものが中心のようで、私はせいろ(九一そば)をいただいた。酒も飲もうと思ったが、肴のメニュがよくわからずに飲みにくかったので、今回は酒ナシで蕎麦だけいただいた。九一蕎麦はさすがにおいしかった。
    


●2008年6月14日

箱根暁庵(箱根湯本)

tel:    
営業時間:         定休日:   



かけそばセット(上段)、天せいろそば(下段)

  箱根で蕎麦を食べる……というと、ワンパターンになってきた。選択するのはほぼ3択で竹やぶ、暁庵、彦。パブロフの犬ならぬ、「箱根のそば屋」状態。車で走っていると、あちこちで「手打ち蕎麦」ののぼりが見えるのだが、典型的な「観光地のそば屋」然としたお店で、常に轟沈覚悟……はしているのだが、入る勇気が生まれない。……で、箱根湯本まで来てしまい、結局、暁庵にはいることになる。今回は、久しぶりで、彦に……と思ったら、13時半頃で、売り切れじまいだった。ちょっと早くない?
  暁庵のセットが、酒飲みにはころあいがいい。豆腐、焼き味噌、漬物……があるので、これで、2、3本は飲める。今回は週末で、週末は初めてだったので、週末だけのことなのかよくわからないが、セットをオーダーし、ビール、酒を飲んでいたら、蕎麦が出てきてしまった。これまでは酒を飲んでいると、「蕎麦を出すときには声をかけてくれ」……といわれて、ゆっくり酒を飲ませてくれるのだが、まさかシステムが変わったわけではあるまい。
  週末とはいえ、テーブルが空いている状態なのだから、もう少しゆとりを持って酒を飲ませてくれてもいいと思う。暁庵としては、ちょっと残念。次回、平日に同じことがされるようであれば、行きにくくなりそうだ。ここで、初めて天ぷらをお願いしたが、そばつゆと天つゆを別に持ってきてくれる……冷たい天つゆにつけて温かい天ぷらを食べさせられるほど、無粋なことはないから、この点はうれしい。
    


●2008年6月13日

新幹線上りホーム東京より立ち食い店(名古屋)

tel:    
営業時間:         定休日:   



きしめん(左)とドテ煮

  名古屋のおきまりは……
  1.味噌煮込みうどん
  2.きしめん
  3.ドテ煮
  4.味噌カツ
  5.櫃まぶし
  6.手羽先唐あげ
……順序はともかく、この6つでしょうね。
  私的には、赤辛なべも入れたいところですが、これは異論がありそうで。
  このうちの、2、3をやってきました。いつものことながら、帰りの新幹線をオープンにしておくと、金曜日は最悪だ。週末に帰宅……のサラリーマンで満席。仕事が終ってからだと、どうしても6時頃に名古屋駅に着くようになる。そこで指定席を買うと、1時間後……などと言うことも少なくない。
  そこで、仕方なしに駅周辺の一杯……となる。それも悪くない。で、13日はドテ焼きで一献やり、きしめんで〆た……わけ。きしめんは、新幹線の立ち食いが結構気に入っている。今回は初めて上りホームの東京よりの店でいただいたが、気持ち、上りホームの大阪よりにある店の方が美味しい気がする。
    


●2008年6月12日

天手古舞(刈谷)
愛知県刈谷市稲場町6丁目
tel:23-7857    
営業時間:         定休日:   




お通し、鴨煮、板わさ、2色そば

  天手古舞……に久しぶりで行った。そば屋巡りの切り込み隊長ふつ〜さんの機動力には何時も感動していますが、ふつ〜さんの話によると、市川一茶庵系のOBで作る禅味会と言うのがあるそうで、天手古舞はその会員のお店のようだ。店内に、だるまの模様に禅味会と書かれた看板が置かれている。
  刈谷駅前のホテルから、散歩がてらぶらぶら歩いて、25分かかった。かなりの早歩きのほうだから結構な距離である。期待が大きかったのだが、ちょっと残念。時期的に、香りが弱かったのだろうか。板わさが……もう1つで、この時点で少しあきらめていた。そばは、2色もりをせいろと深山(いなか)でいただいた。変わりそばもあったようだが、何があるのか、聞きませんでした。一茶庵系の田舎そばは、食べやすいのですが、私には物足りない。田舎……という素朴さがなく、上品なのですね。
  店内は落ち着くので長居するのは悪くないのだが、最初の肴で躓いてしまった。鴨煮は悪くなかったので、こうして考えると、お店をやっているとどれも手を抜けませんね。
    


●2008年6月5日

おかだや(刈谷)

tel:    
営業時間:         定休日:   



味噌煮込みうどん

  恒例の刈谷で仕事。到着した木曜日、おかだやで味噌煮込みうどん。悪くない。塩を使わないでこねたうどんが半煮え状態でくる。食べている間に煮えてきて、普通のうどんに変化していくさまがよくわかった。
  翌日の金曜日は仕事を終えて宿に戻り、自販機でビールを買ってメールチェックなどしているうちに雨が降り出してきた。食事に出るのが面倒になって、自販機でカップヌードルを販売していたのを思い出して、これで済ませる。こういうことをやるようになっちゃ、おしまいですな。
    


●2008年6月4日

大和屋(一宮)

tel:    
営業時間:         定休日:   



手打ち五目うどん

  尾張一宮に出かけたが、手打ちうどん屋さんがたくさんある。もともとうどん文化のある土地なのだろうか。わけもわからず駅前に「手打ちうどん大和屋」というのがあったので、入った。五目うどんをオーダー580円。手打ち……としたら、ゾンビうどんが出てきた。「fkajiさんがこの店を選んだ」と出てから、一緒に行った仲間に文句を言われた。 一緒に食べた2人は、食い直しをしたい様子だった^^;;
    今回の名古屋周辺2泊3日は……轟沈旅でした。努力が足りないとそれに見合った食事しかできないことを痛感。反省です(^^;;
    


●2008年6月3日

手打ち蕎麦・青葉
横浜市港北区桂台2-30-14
tel:045-961-5400    
営業時間:         定休日:   




きつねそばと手打ちせいろそば

  港北ニュータウンのあたりを友人の車に同乗して走っていたら、「そういえばこのあたりに手打ちそば屋さんがある」 と友人。この人もそば好きだ。そば好きが、手打ちそば屋がありながら、なぜ入らないのだろう……と、いわくありそうな気がしていた。
  ここ……と指された先を見たら、確かに「手打ちそば」と書かれている。ま、轟沈覚悟で入らないと、隠れた逸品には出会えないと覚悟をしているのではいる。4人がけのテーブルがフロアに4つ、小上がりに2つ。横に巨大なスピーカーとステレオ装置。
  ビールをお願いしたが、肴がない。仕方なしに天ぷらを頂く。「肴は車で来るお客さんが多いので、用意していない。まえもってご注文いただければ用意しますが……」とのこと。酒は何種類かが置かれている。ちょっとこのあたりアンバランスでコンセプトが不明^^;;

  そばは、機械打ちと手打ちの2種類。全メニューで選択可能。手打ちで高遠そば(辛味おろしそば)、キツネそば……をいただいたが、そばはコシも香りもそこそこあって悪くない。粉は常陸秋蕎麦を石臼で碾いている……とのことだ。
  このお店、まだ新しいのかと思ったら、既に10年以上やられているとか……。蕎麦は悪くないのだが、入ってから食べ終わって出るまで、なぜか落ち着かない。友人が、手打ちそばを目の前にしながら、店内に足を踏み込まなかった感覚の鋭さは、なかなかのものと改めて敬意を表したい。しかし、そばは悪くない。一度お試し下さいを。
    



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