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蕎麦打ち日記ボタン 2005年9月分

多くの心優しき奇特な方々の犠牲のもとに成りたっている
「蕎麦打ち&蕎麦食べ歩き日記」であります。


1998年4月以来、ここに登場する全蕎麦屋さんの索引は、こちらです。
日記に掲載してあるお店が、県別にひけます。

店名の前に「*」印のあるものは、蕎麦好き読者からの投稿情報です
 


●新着そば情報:お知らせいただいたものをご紹介させていただきます。
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★25日(日)  新そばを食べる会
 場所:足利市織姫神社内おりひめ会館
 ・10時00分〜14時30分
 ・おせいろ 500円 他   ・お土産生そば 2人前(つゆつき) 1,000円
 主催:蕎遊庵(http://www.kyouyuan.com/)  問合せ:0284-21-6818(アラビカ内)

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●2005年9月27日

新蕎麦粉(古川製粉所)






今年は楽しみ
   
 古川製粉さんから新蕎麦粉……の連絡をいただき、早速いただいてみた。道具が手元になくて、普通の包丁で手切りなので太さはいいかげんだが、そばはおいしかった。今年の蕎麦粉は期待が出来そうだ。楽しみである。
      


●2005年9月27日

三峰庵
相模原市光が丘2-22-1
TEL&FAX:0427-56-7478
営業時間:11:30−14:00、17:30−21:00  休み:毎週水・木




絶品かけそば
   
 このお店のかけそばは美味しい。普通どうしても鰹節の香りが強くなって、勝ちすぎになりがちなのだが、ここのかけそばの汁は、その出汁と塩味のバランスが好い。最後の締めにせいろそばもいいのだが、香りたつ温かい蕎麦を食べようかな……とここに来るといつも思う。酒飲みには、肴も豊富でいつも、食べたことがないものが食べられる。ゆりねとエビのかき揚げもいい。特にきのこ類がいろいろとありうれしい。手をかけて作っているのがよくわかる。突き出しの豆腐が美味しかった。これを単品でいただきたかった。
      


●2005年9月20日

築地そばアカデミー”ほろ酔いタイム”
〒104-0045 東京都中央区築地3-12-12 JKプラザ3F
TEL 03-5148-5559 FAX 03-5148-5510
営業時間:18:00-21:00、当分営業(要事前問い合わせ) http://soba.specialist.co.jp




ほろ酔いタイム
   
 築地そばアカデミーで夜にほろ酔いタイムをやっていると聞いたので、出かけてみた。教室のそば打ち台が、表ののし板を裏返すと、テーブルに変身。肴はそばちょこに盛られて、どれも一品なら400円、3品で1,000円。ビールと焼酎が飲み放題で2,000円。そばもおいしかったけれど、肴……がなかなかよかった。ちょこに盛られた写真は、左から〆あじ、卵焼き、塩辛。 特に〆あじ……が〆具合がよくて私にはこれが一番。最後のそばは、香りもあってなかなか美味しかった。当分営業を続けるそうですので、皆さん一度お出かけになってみてはいかがですか?       


●2005年9月20日

やまたい国

品川区西五反田1丁目
TEL     FAX    




すし屋のそば
   
 五反田はJRと東急池上線が交差しているが、JR五反田駅と東急池上線の交わる南西側の一角が、再開発で新しくなった。ごちゃごちゃしていた店舗がなくなって、ビルになったのだが、戦後の名残をとどめていた風景がなくなって無機質な建物になってしまうのは寂しい気がする。まだ全部が終わっているわけではないが、新しく出来たビルにお店が開いている。その中の一軒に、寿司とそばとあったので行ってみた。
  五反田では知られたリーズナブルな価格で人気の寿司屋「五輪寿司」の経営である。最近、そばを出す飲み屋が増えているが、そうした店のそばの特徴が、どれも”細め”なのだ。そばらしさを生かすには香りを優先して”太め”にする方がいいと思っているのだが、どういうわけか細めの蕎麦が多い。このお店の蕎麦は機械うちのようだ……と書いたら、読んでいらっしゃる方から、”手打ですよ!”とご指摘をいただいた。失礼しました。       


●2005年9月15日

手打ち蕎麦「深山」

横浜市栄区小菅ケ谷1-4-6
TEL 045-891-3709 FAX 045-921-1818




日替わり定食
   
 JR根岸線本郷台駅前の「深山(みやま)」。この店は以前、偶然に見つけてはじめて行った日に、いろいろといいことが重なったので(http://www.kaji.org/soba/diary/0211.html#LABEL0234)、縁起的に歓迎したい気分のお店なのだ。取り立ててどれがすばらしいというわけではないが、蕎麦もそれなりに美味しいし……。
  今回も、こんなことがあった。
  近くで会議があった。事前に打合せをしたかったので、食事をとりながらしようということになり、ここに入った。集団で行って、5人全員が”天丼+蕎麦”の日替わりランチを注文800円。町の蕎麦屋さんなのですが、蕎麦が手打ちなので、なかなかいけるのです。

  食べ終わったあと、打合せに飲み物がほしい。何かありますか……と聞いたら、
 「ジュースとウーロン茶があります」
という。”オーダーする人はいませんが、頼まれれば出しますよ……”という雰囲気だった。食べ終わった後、打合せで30分ほどお店をお邪魔する。満席ではないが昼の時間なので申し訳ない。その場所代……の意味もあって飲み物をオーダーしようと思ったのだ。そこで、
 「ではウーロン茶を5つお願いします」
とオーダーした。

  そして、1,2分後、
 「あの……」とお店に人が声をかけてくる。「ウーロン茶をご注文いただいたのですが、1人前300円します。サービスでお出ししている麦茶と同じようなものですので、これをお飲みになってはいかがでしょうか?」。
 そういうと、冷えた麦茶を1ビン持ってきてくださった。
 お店の立場を考えれば、黙ってオーダーを受ければ、300円×5=1,500円の売り上げ増である。お店側が断る理由はないように思えるのだがどうだろうか?

 この親切、うれしくなってくるではないか。こんなこと、日本以外には考えられませんね。こうしたことがあると、またこのお店がよけいに応援したくなる。
  みなさんも行ってみて下さい。イイコトあるかも。
      


●2005年9月13日

玄蕎麦 もち月

町田市小川町2-3-23
TEL:042-799-7033
営業時間:11:30-15:00、17:30-20:00  休み:月曜日+3火曜日




冷やしたぬきそば
   
 成瀬のあたりはよく通るのだけれど、全く気がつかなかった。交差点で曲がる方向が逆なので気がつかなかった。それほどひっそりとしたお店だ。蕎麦屋とは気がつかない。そのいつの間にかできていた、もち月に行ってきました。定休日、店じまい……と2回振られて3回目の正直。
  いただいたのは、とんきのとんかつ(ヒレ1400円?)、出汁巻き卵(600円)、ツブ貝の山葵和え(500円)、せいろ(500円)、かけそば(500円)。とんきのとんかつはご主人のお父さんがとんきで仕事をされていたとかで、蕎麦屋には珍しいとんかつを出す。どれも美味しかったが、値段が安いのが特徴。このせいろで500円と言うのはコストパフォーマンスは最高。お勧めである。とんかつについてはよくわからないので論評を避けたい。

  せいろは九一とかでコシのある、美味しいそばでした。特筆モノは、かけの蕎麦がなかなか伸びずにいつまでもしっかりしていたこと。香りは当然だが、これがなかなか難しいんですね。これがこの日の一番の収穫。こんなしっかりした、カケそばの蕎麦はあまりない経験でした。掛けそばは茹で時間を短めにすると言うのが一般的ですが、それだけではない麺の主張があり、もしかすると、少な目の加水でしっかり打っているために、伸びないのかとも想像されるほど。あるいは、釜前の仕事が素晴らしかったのかもしれない!
  酒は自分で燗付け温度をコントロールするタイプ。私はこれが苦手なんですね。ぬる燗を飲みたかったのですが、話に夢中になってつい熱燗にしてしまう始末。1杯でやめました。
      


●2005年9月9日

讃岐うどん・頑笑

横浜市神奈川区六角橋
TEL&FAX:
営業時間:  休み:   




おろしぶっかけ
   
 六角橋の六角屋の斜め前1,2年前に出来たお店で、大丈夫かな……と心配していたが、なんとか続いている。久しぶりでここでおろしぶっかけをいただいた。薄めの汁についていたレモンを思い切り絞ったら、おろしぶっかけレモンうどんになってしまった。しまった! 久しぶりで讃岐の出汁を味わおうと思っていたので、残念だった。
      


●2005年9月8日

相州(平塚)

平塚市紅谷町6−22
TEL/FAX 0463-22-2862
営業時間:(平日)11時過ぎ〜20:00、(土日祭日)11時過ぎ〜19時半
休み:水曜日


おろしそば
   
 昼食の時間平塚に行ったので、久しぶりで相州で蕎麦をいただいた。夏らしくおろしそば(900円)。ぶっかけそばだ。上に載っているのは、大根おろし、その上に鶉の卵、のり、けずりぶし、ごま、ねぎ……とにぎやか。鶉の卵がおろし蕎麦に使われるのは一般的だが、私は、大根おろしに鶉の卵は必要ない。濃い味のものに卵は味を薄めてくれるからいいが、薄い味に卵は味を消してしまうので、あまりあうとは思えないのです。鶉の卵が入ったのは、
 ・豪華にするほうがお客さんが喜ぶから
 ・おろしだけだとたんぱく質が足りないから
……など理由があるのかもしれないけれど、そばの味を壊す気がします。よくもり蕎麦で、汁に生卵を割り入れて食べる人がいますが、私はしません。
  そばが美味しいだけにとても残念でした。今度は卵抜きで……とお願いしよう。それと私はゴマもいりません。ゴマがあると別の味になってしまいます。勝手に生意気なことばかり言ってますね。でもこれはあくまでも私の好みですから。相州さんにはまた行きます。今度は卵抜きで……とお願いします。
      


●2005年9月4日

すい庵(藤沢)

藤沢市鵠沼花沢町1-9
TEL 0466-27-4440
営業時間 11:00−20:00  休み:水曜






いたわさ、卵焼き、せいろ、骨董市の蕎麦ちょこ
   
 例によって墓参りのついでに「すい庵」による。寺(藤沢・遊行寺)ではおりしも骨董市をやっていた。見るとどの店も蕎麦ちょこを前面に並べている。ブームなんですね。みると新しいものや古いものでも、もう一つ……というものばかり。気に入ったものが、なかなかない。贅沢を言うわけではなくて、自分が気に入ったものがあればいいのですが、ないですねえ。そういえばこのところ、そばちょこを買っていない。

  すい庵のそばは、香りもあっておいしかった。このお店は信州川上村産の蕎麦粉を使っているはずだが、聞くと今は会津の夏蕎麦の新蕎麦粉を使っているとのこと。これもなかなかの蕎麦である。昨年、川上村では台風のおかげで収穫が少なかった。結局1年間持たず、ここに来て会津の夏蕎麦を仕入れているとのこと。初めて食べたが、香りもあり悪くない蕎麦であった。コシが少し弱いか。卵焼き、そばがき、穴子煮、天ぷら、かまぼこ……といただいたが、どれも美味。卵焼きは出汁でといた卵をゴマあぶらで焼くという特製だが、これがなかなかいける。こういう安定したお店は落ち着きますね。安心していける。

 蕎麦とともにご主人が出てこられて、「会津産で5月に播種し、7月刈り取りした蕎麦粉です」とご説明くださいましたが、香りがあって、久しぶりで美味しいそばをいただきました。昨年は、収穫期に襲われた台風で国内産が壊滅状態だったために、同店が通常使用している信州川上村産も1年間分の量が確保できなかったようです。 今年はどうなるのでしょうか? 収穫期には好天が続いて欲しいものです。そういえば、ヨーロッパは今年は冷夏だったようですね。ワインはあまり期待できない……かも。

  入った時間が午後3時前。このお店うれしいことに中休みナシで11:00から20:00まで営業している。この間もぽつぽつお客さんが入ってくるが、途切れたところで、ご主人がたぶん夕方用であろう蕎麦を打ち始めた。みると駒板を使わない。見事な手切りである。打ち場に電動石臼がおかれていて、蕎麦粉お分けします……と書かれていたので、1kgを譲っていただいた。ミュンヘンのホテルで働いている娘がドイツ娘の友人を連れてきていて、蕎麦うちをやってみたいと言う。この蕎麦粉で打たせてみよう。
      


●2005年9月2日

塩尻・丸泉

長野県塩尻市洗馬775-2
TEL:0263-52-2909 FAX:0263-53-9003
営業時間:11:30-売り切れ(14-15)時  休み:月+第4火曜日




メニュ、十割そば、せいろ
   
 富山からの帰りに塩尻の丸泉によった。車が4,5台並んでいたが、名古屋、多摩……など遠方からの人も多いようだ。到着した時間は13:15.店じまいと言う。予想以上に客が来て、用意したそばがなくなるとのこと。私たちの前に入ったお客さんの注文する量によって、あるかもしれないと言うので、しばらく待ったところで、2人ならと……OKがでた。最近のそば屋さんはなかなか難しい。売り切れじまいとはいえ、1時に閉めて客を断るのは、お店にとっても残念でしょうが、客にはあまりいい気持ちではないですね。遠くから来た客の場合は……どこから来ようとお店の知ったことではないが……憤懣やる方ない気分になりますねえ。

  十割そば(1,650円)ととろろそば(1,300円)をいただいた。ちなみにせいろは1,000円。汁は薄めで、出汁は昆布が強く……というよりもカツオの香りが薄いので昆布が感じられると言うこと……非常に控えめな汁だ。薄めの汁なのでせいろ用には焼き味噌がつく。汁に入れて濃さを調節するようになっているが、味噌を入れると味噌の強さが前面に出て、私はあまり好きではない。
  そばは、悪くないが、upの写真でも見えるように水切りが十分でなく、残り少ない状態になると、そばが水の中で泳いでいる状態になる。昨年の不作によるものか、かおり、こしともにもう一つ。このお店は、”そばは一級”とかつて書いた記憶があるが、あのときのそばをもう一度食べてみたい。
      


●2005年9月1日

越中八尾の蕎麦屋

富山県八尾町
TEL&FAX:
営業時間:  休み:   




たけのこ、せいろ、かけ
   
 2,3年前に八尾のおわら風の盆に出かけた。その際に、街中のそば屋さんに入り損ねたので、ぜひ一度入ってみたいと気になっていた。古い町のいかにも古いたたずまいのそば屋さん……香りの強い手打の田舎そば……を食べさせてくれそうな気がしたのだ。
  そこで、仕事で富山に出かけたついでに、一夕、おわら風の盆に出かけ、そば屋さんに寄ってみた。各町内の踊りを追って街中の2軒のそば屋さんに寄ったが、惨敗であった。手打そばを5分ほどもゆでたような、伸びたそばだった。よく考えれば分かるのだが、思い込みが強すぎるのですね。帰ってきて調べたら、八尾の手打そばはコシが強くて……をあった。何軒かいいお店はあるようだが、やはり事前にキチンと調べることが必要ですね。

  八尾の町は「おわら風の盆」にあわせてリズムが刻まれているところがあって、町の人たちもこの祭りに真摯に対応している。缶ビールなども、プロが経営する出店屋台では400円するところを街が経営する店では250円で販売する。あらゆるところで、こうした態度が出ていてその姿勢が非常に素晴らしいのだ。そんななかで、「八尾名物手打そば」(せいろ・かけともに600円)……と書かれたお店で食べさせられるこのそばだけは残念である。
      



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