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蕎麦打ち日記ボタン 2004年10月分

多くの心優しき奇特な方々の犠牲のもとに成りたっている
「蕎麦打ち&蕎麦食べ歩き日記」であります。


1998年4月以来、ここに登場する全蕎麦屋さんの索引は、こちらです。
日記に掲載してあるお店が、県別にひけます。

店名の前に「*」印のあるものは、蕎麦好き読者からの投稿情報です
 


●新着そば情報:お知らせいただいたものをご紹介させていただきます。
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★24日(日) そばと落語を楽しむ会
 場所:足利市織姫神社内おりひめ会館
 ・出演:立川談幸師匠 ・16時30分〜19時30分
 ・お一人様 2,000円 (せいろ1枚付き)
 主催:蕎遊庵(http://www.kyouyuan.com/)、問合せ:0284-21-6818(アラビカ内)

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●2004年10月25-30日-5

ドリアン(福建省石獅市)


TEL :
営業時間:       休み:    




店先のドリアンと切ってもらった物
   
  石獅市内を歩いていたら、果物屋でドリアンを売っていた。何を隠そう、私はドリアン・フリークである。あの濃厚なクリーム味は、果物の女王というのふさわしいおいしさである。見たらたまらない。とはいえ、大きいものを全部いただくわけに行かないので、切り分けた中の、1,2個をもらえないか……とつたない身振り?……で頼むとOKという。1個6元(84円)だというので、2つを分けてもらった。発泡スチロールのパックに入れてもらって急いでホテルに持ち帰り、冷蔵庫へ。ホテルで叱られるのではないかとそっと持ち込んだが、においはうまく隠したようだった。食事の後ホテルに戻って一人でデザートとしていただいたが、何度食べてもおいしい。こんなに安いのなら、毎日食べられるなあ。
   


●2004年10月25-30日-4

鴨の蒸し焼き(福建省石獅市)


TEL :
営業時間:       休み:    




ほぐした鴨と頭部の脳みそがあったところ
   
  鴨の蒸し焼きをいただいた。かもをほぐしてつぼに入れ、甘辛のしょうゆ味で火にかけて蒸し焼きにしたモノだが、これがなかなかの美味だった。料理はこれがメイン、その他に魚、肉料理などもあるが、ほとんどの人がこれを目当てに来る。だしがしみていて、なかなかいい。脳みそ(右の写真の空洞の部分)までいただいたが、こってりした濃厚なフォアグラ風の味で、これはお勧め。他に料理を2,3品とって5人で1匹をいただいたが、1人300円くらいですんだのではないだろうか。中国の食は感動である。
   


●2004年10月25-30日-3

刀削麺(蘭州ラーメン:福建省石獅)


TEL :
営業時間:       休み:    




味噌味の刀削麺と青菜炒め、刀削麺の作り方、(下段)ラーメンを作る
   
  昼食は軽く……と最近はやっている蘭州ラーメンのお店に行ったら、なんと刀削麺もメニュにある。早速頼んで、いただいた。写真の上段が刀削麺を作っているところ。左手に麺体を持ち、右手の持ったカッターでサクサクと切り込んで湯で釜に放り込んでいるのが右の写真。ついでに、その包丁を譲ってくれないか……と交渉したら、”1つしかないので譲れないが、近くの加工店に頼んでやる、2日待て”といわれたが、明日帰るので、明日の朝までに作ってくれ……と頼んで間にあわせてもらった。それが最後の写真。ステンレスの板を10×10cmくらいに切って、グラインダーで刃をつけたもの。1つ60元……ちょっとぼられたと思ったがそのまま買ってきた。
  一緒に行った仲間が、ラーメンをオーダーしたので、刀削麺のあとすぐにラーメンを作りはじめた。ものの1分で麺ができあがった(下段の写真)。中国のラーメンはスープのだしが余り工夫されていないのでおいしくないのだが、この蘭州ラーメンと蘇州ラーメンはなかなかいける。今回食べたのは刀削麺だったが、これはミソ味(写真上段左端)で、中国で味噌味の麺は初めて、私はあまり好きではないが、どさん子のラーメンを食べているような感じだった。
   


●2004年10月25-30日-2

福建省石獅市の中華料理


TEL :
営業時間:       休み:    






ホタテ(極小)、炒麺、湯麺スープ2つ、(中段)エビ、湯麺スープ、鶏唐揚げ、ヒラメ、ブロッコリ
(下段)セロリと貝の炒め物、カキの卵とじ、八つ頭、エビわんたん麺
   
  福建省の石獅市という、アパレル産業の町に行った。ここは中国でも有名なアパレル産業の町で、市内の通りにあるお店はほとんどはアパレル関係の布地や意図、ボタン……などの副資材を扱いお店である。しかも、商店は明け方他の4時頃まで開いている。大半のアパレル工場は小規模な工場で国内向けの商品を生産しておえい、勤務時間は、朝8時から夜の10時頃まで。縫い子さんたちはほとんど寮生活で表に出ることは少ないようだが、幹部やバイヤーさんたちは、夜中に仕事が終わってから食事に町に出るので、そのペースにあわせて町が回転しているというのである。だから、明け方まで車が行きかい、町は、わっさわっさと活性化している。疲れを知らぬ町なのだ。
  今回は、私たちのほかにも出張に来ている旧知の人たちが何人かいたので、一緒に食事をした。中国に行って困るのは、少人数で食事をすることである。1ポーションが大きいので、2人で食事に行くと、小皿がない店ではおおすぎて無駄が出る。2,3品をオーダーするともうそれだけでおなかが一杯になる。中華料理を味わうためには、最低4人は必要である。今回は、7,8人いたので楽しい食事が出来た。3日間、毎晩のように食事に出たが、上記のような料理を10品ほどオーダーし、ビール10本、紹興酒2本を飲んで……400元を越えない。8人で行けば一人50元(1元=14円、700円)である。あきれる安さだ。
  福建省はチャーハン、焼きそば=炒麺がおいしいそうだが、確かにどちらもおいしかった。上段の左から2番目がある店の焼きそばだが、これも麺にコシがあって、なかなかいい。料理でおなかが一杯になったところへこういうのを出されると、つい食べてしまう。困る! 写真を全部撮らなかったので、食べた料理の種類は、この倍くらいはある。どの店も美味だった。
  麺入りのスープもいろいろあることを知った。
最後の写真は……上海で知られた”金魚の店”「屋企湯館」のエビワンタン麺である。日本のさっぱりしょうゆ味のラーメンに、ぷりプリプリのエビが入ったワンタンが5,6個入っている。これはなかなか美味でお勧めだ。ワンタン好きにはいい。屋企湯館は、上海市内の虹橋とワイハイ地区に2軒あるチェーンのようだが、店内に大きな水槽があって金魚がたくさん泳いでいるので知られている。このお店、具沢山のスープが有名らしい。大きなつぼに入れられたスープが出されて、鍋のように具を取り出してだべる。炊き込みご飯のようなものも人気のようだ。機会があったら再度いってみたい。値段も安いようだ。
   


●2004年10月25-30日-1

上海蟹を味わう(上海)


TEL :
営業時間:       休み:    




上海カニ
   
  上海で蟹を食べた。カニは好きだが、いわゆるフリークではないから、カニを食べるためにわざわざ出かけるほどのことはないが、季節があえば、当然食べる。10月末に、”上海に出かける”といったら、みんなが”カニがうまい季節だねえ”と涎をたらさんばかりに言う。行く私より、入れ込んでいるように見えるのは、皆さんカニが好きな証拠だろう。上海のカニは、淡水の揚子江と海水が交わるあたりで取れるので、特にうまいといわれる。めったにないことだからと、大き目のカニを1杯をいただいた。カニを食べると、ほぐすのに夢中になってつい無口になる。今回は、小姐がカニをほぐしてくれたが、それでも仲間と2人無口になってむしゃぶりついた。ミソの部分がなんとも濃厚な味わいで、これはおいしかった。
  私にとっては、このミソ以外の身の部分は、ズワイガニ、毛ガニ……の淡白ながら深い味わいに比べると、ちょっと単純で物足りない気もするが、それでも出始めのカニは1年ぶりでおいしかった。
   


●2004年10月15日

梶谷さんの<名古屋そば探訪>C

春風荘、古窯庵(半田市)、楽瓷庵(らくじあん:一宮)
TEL/fax :  
営業時間:   休み:



   
  梶谷さんの続報です。

  蕎麦博に行かれたそうですね? この間長野に行った時に松本に途中下車して帰るか長野市を散策するか、迷ったのですが、長野市内観光に時間を割いてしまいました。蕎麦博の存在を知っていたら松本に寄ったのに、、、。藤岡で相席になった長野県在住のご夫婦が、松本インター降りてすぐの店をお奨めしてくれていましたが、蕎麦としか看板がない店で名前はわらないそうです。100円で蕎麦と小鉢とコーヒーまでつくそうです。粗碾き蕎麦だそうです。
  春風荘は先週の祭日に行きました。蕎麦は緑色、細ギリで、滑らかな口当たりですがこしがある、良いお蕎麦です。が、、ふわふわスフレ卵焼きはあまりにも量が少ない。普通の卵焼きの方が良いです。それとやはりだしが濃いのが我々関西人には悲しい。

  もう1つ半田市の蕎麦屋「古窯庵」(住所:半田市中町3丁目70番、TEL:(0569)26-2225、営業時間:11:30〜14:00、17:30〜22:00、定休日:月曜日)にも行きました。ミツカン酢の発祥の地である半田市、倉を改造したような趣のある古い家屋、二階建てで、中に入ると囲炉裏のある待合室。二階に通されると、障子一面に墨で書きなぐられた字や、明るい配色のお地蔵様の絵が。(私はその辺から採点に入るので)フインキは合格! で、まかないサンもてきぱき、若いが皆敬語もちゃんと使うし、蕎麦の説明もしてくれる、注文してから出てきた時間も長くないし、器も常滑焼きなのか、太いぼてっとした同じ風合いのもので統一されていました。良かったです。
  さて蕎麦は粗碾き太目のセイロ蕎麦。プチプチ感もあるしつるっとした感じも太い割りにある良いそばです。しかし、またまた辛いだし。。。メニューにごま汁と言うのもあったので、、それも頼んでみました、蕎麦は同じ者で、汁はごまと濃厚なごましゃぶのたれとかつおだしを割ったような味。汁はすごいなと思いました。同じ蕎麦なのに、この汁で食べると、和風ごまスパゲッティ-みたいな味に。アルデンテの蕎麦のスパゲッティ-食べてるみたいでした。そういうものをイタリヤ料理屋さんで出たら美味しいと感じるかも知れませんが 私たちは日本蕎麦食べに来ているのだから、そのときはちょっと、、、と思いました。でも通常のセイロのだしは辛いし、(ごま汁は辛くなありませんでした)蕎麦が美味しいから惜しいです、、、。

  次の日は一宮の楽瓷庵(らくじあん)(住所:一宮市浅井町河端流24番地、TEL:0586‐51‐9119、営業時間:11:00-14:00、17:00-20:00、定休日:火曜)に行きました。開店から30分後に着いたのに、もう満席。日本家屋の新興住宅街にある民家もようなみせで、お庭にも池があったり、河童がいたり、お金持ちでお母さんがお庭をきれいにするのが好きなお友達の家に行ったような入り口です。 はいると座敷とテーブル席が見える広い感じで、チェーン店のさとにきたような、、、。なかいさんがてきぱきと料理を運んでいます。 天麩羅(掻き揚げ」)が名物らしくよく頼まれていました、円柱状になっていてとてもボリュームがありそうでした。私たちは普通蕎麦以外は注文しないので、味は知りません。見た感じはその円柱状の掻き揚げをばりばりと崩す音など、美味しそうでした。蕎麦は細ギリで、上品、だしも薄味、かつおの風味が生臭い感じがするほど。私たちの好みは昨日の半田市の方が、粗くぷつぷつ感があり、好きでした。さらざんと言う蕎麦屋さんで修行をしたそうで、そこで修行をした人は名古屋近郊では多く、私は後2軒知っています。今度はその2店も行って、同じところで修行するとどうなのか、味比べしたいと思います。

その後に春風荘に行きました。高いですね、他の店より。
今週末は大府市にあり、行ったけどあいていなかった店、くいもんやに予約していこうと思います。かっこよいスタイリッシュな外観、ワインと蕎麦を売り物にしているところも興味深いです。私の蕎麦日記帳仕事場に置いてきてしまい、住所などは今かけないのですが、 又かいて送ります。ではでは、長文、乱文お許し下さい。私の苦手な朝だもんで。
                                        梶谷寿江
   


●2004年10月15日

梶谷さんの<名古屋そば探訪>B

醍醐(名古屋市南区中割町)、みみ卯(名古屋市)、春秋荘(鶴舞)
TEL/fax :  
営業時間:   休み:



   
  梶谷さんの続報です。

  台風の中9月29日(水)に、名古屋の蕎麦屋サイトで知り、10割で夫婦二人でやっていて、頑固そうなところが気になり、醍醐(名古屋市南区中割町)と言うお店に行ってきましたが、、。閉めていました。悲しい。よく分かりませんが、炊事場が外にあったから多分店を閉めていたのではと思います。。。駐車場が大きく取られていたので、上手く行ってるのかと思ったのですが、、、。
そこで更科というところに行きました。新端橋駅前なのですが、普通の蕎麦やさんです。酒のつまみになる多くのものも売られている。満足せず、近くの”みみ卯”に行きました。うどんのチェーン店で、大阪にもあり、たまに行きましたが。
うどんと蕎麦の盛りにしました。なんだか、本うどんとも比較したくなって。大阪のみみうの方が腰があり、冷たくしまって美味しかった。チェーン店でも、違う。うどんやでも結局そばが美味しい、と思ってしまいました。
蕎麦ではないのですが、主人が行った名古屋春秋荘(中区3−8−27)という日本料理が美味しかったらしく、明日行きます。又メイルシマス。
                                     梶谷。
   


●2004年10月12日

わたや(小千谷市)と由屋(十日町市)、くるまや(有明)

   
TEL/fax :  
営業時間:   休み:



   
  小倉さんという方から、お勧めの蕎麦屋さん情報をいただきました。

  私も若干蕎麦やめぐりをし始めたところですが、ちょっとお勧めをさせていただきます。よかったら行ってみてください。

  ●わたや
  新潟県小千谷市平沢1-8-5
  へぎそばの発祥は小千谷と言われてるくらい。そのなかでも一番の名店ではないかと思われます。本店もありますが、平沢店のほうがうまいような、、、昼はものすごく込みます。

  ●由屋(よしや)
  新潟県十日町市土市四区
  越後へぎそばの名店です。昼は込みます。そのためか作りおきをしているようで、最初のはぱさぱさしてましたがお代わりのほうは、つるつるしこしこ、最高でした。

  ●くるまや
  長野県南安曇郡穂高町大字有明(有明山神社そば)
  だいぶ前に行ったので記憶が薄れてますが、旨かった。戸隠そばのような感じで、量が多いです。
                                       小倉
   


●2004年10月10日

あるぷす蕎麦(松本・浅間温泉)

長野県松本市浅間温泉3-1-13
TEL/fax :0263-46-1471
営業時間:11:30-15:00、17:30-21:30 休み:水曜日




     
   
  浅田さんで早朝の蕎麦うちを拝見した後、浅間温泉にある「あるぷすそば」さんまで平林さんに送っていただきました。以前、信州大学に通ういとこが浅間温泉に下宿していたことがあり、何度か泊まりに来ました。冬は袴越でスキーを楽しみ、降りてきて、共同湯につかり、おいしい蕎麦をいただいた記憶があるのですが、なにせ30年近い前のことで、記憶がありません。たぶん、あるぷすそばさんだろうと思うのですが、はっきりしないので一度行ってみたかったのです。お店が開店する前についてしまいましたが、平林さんの知り合いなので、どうぞ……と入れていただき、酒をいただきました。
  アテに、何を食べようかな……と思っていたら、写真のような、各種のアテが盛られた皿を出していただきました。これがあるといいのですが、これは特製でしょうね。乗っているのは、右から、蕗味噌と蕎麦の刺身(これがしっかりしていて歯ごたえがあって蕗味噌を乗せて食べると抜群でした。蕎麦が楽しみになってきますね。)、後ろがミョウガ千切りとかいわれ大根、山葵菜漬け、揚げ蕎麦、そば薄焼き(これは味噌味で焼いたもので、おいしかった)。こんなのがあると酒が進むぞ、もう一杯注文しようかな……と思っていたら、ご主人が酒とグラスを下げて出てこられて、”まだ開店前ですから、一緒にやりましょう”と酒を継いでくださった。……で、しばらく蕎麦のお話を伺った。
  お店は1895年、明治27年の開店だとか。初代は瀬戸物の窯元だったそうですが、その奥さんがそばうち名人で、蕎麦屋を開店したところ評判になり、そのうちに蕎麦が本職になってしまったとか。ご主人・齋川洋さんは4代目である。店内は中庭がきれいな和風の庭で、落ち着いた雰囲気のお店だ。
  このお店では冷たい蕎麦が3種類ある。水そば(粗碾き蕎麦)、十割蕎麦、二八蕎麦。お客さんも入ってきたので、では私もそろそろそばを……といったら3種類を盛りましょうか……とおっしゃってくださったので、ご好意に甘えてメニュにはない3種盛りを作っていただいた。蕎麦の写真に3つの山があるが、右が粗碾き、手前が二八、左の奥が十割である。どれも蕎麦の香りが良く、水蕎麦の粗碾きは汁がないだけにそばの香りがよく生きている。せいろはのど越しがよくすっと入り、10割は田舎そばのようにしっかり噛み締めるとそばの香りが強く漂ってくる、なかなかおいしい蕎麦である。浅間温泉へ泊まったら、旅館の食事は酒だけにしておいて、飲み終わるころにこに出てきて、ここの蕎麦でしめるというのも悪くないと思うがいかがだろうか。
  浅間温泉では、9日に共同湯「港の湯」に入ったが、湯温はなんと44度もあり、なれていない私には熱くてなかなか入れず、いったん出て体を洗ってから入りなおした。それでも、熱かった。夏などは、水で薄めないと48度にもなるとか。とても入れる温度ではない。そこで、水で冷やしたりする。そうしないと入れないのだが、それも異議がだされたりするという。「よその温泉地では、源泉を水で薄めることが問題になっているが、ここは薄めないことが問題になる」とは、月2,000円でいつでも入れる地元の人の弁であった。
   


●2004年10月10日

たまりや(大久保醸造所(松本))

長野県松本市里山辺2889
TEL :0263-32-3154 fax:0263-35-2488
営業時間:       休み:    




     
   
  松本市内で、醤油を醸造されている大久保醸造所さんにお邪魔しました。前日のオフ会に、ご主人とともに、奥様とお嬢さんが参加されていて、醤油作りにかける情熱に感化されての訪問でした。ちょうど、返しを作らなければならないところなので、大久保さんの醤油で試してみようと思ったのです。で、2種類を1本ずつ購入してきました。返しを仕込んで見ます。ここは、薄口の「紫大尽」、1年間手塩にかけた醤油を更に醤油麹を仕込んで発酵・熟成させた贅沢な「甘露醤油」などもあり、次はそうしたもので、仕込んでみたいと思います。蕎麦博でお忙しい中、奥様がていねいに醸造所を案内してくださいました。いただいた、漬物、煮物がおいしかった! やはり、こういうところにもプロの力が出てきますね。
   


●2004年10月9日

浅田(松本)

長野県松本市深志3-10-11
TEL/fax :0263-33-0826
営業時間:11:30-16:00売り切れ(昼のみ営業) 休み:月曜日





     
   
  野麦から小雨の中をぶらぶら歩いて15分ほどか。わが尊敬する蕎麦道具作りの達人、アイウエア平林さんのお店の近くにあるのが浅田さん。住宅街にあり、しかも昼前の開店したばかりというのに、すでに駐車場は車が一杯。中に入るとかろうじて席には座れたが、あとは店内で待ちが出てしまった。きれいですっきりした内装でゆったりしたテーブル配置も、気持ちがいい。
  さて、酒をいただいて、アテに山葵菜漬け……この組み合わせが抜群だった。肴は、この山葵菜と焼き味噌だけ。ま、時期によりほかにもあるようですが……。これで一杯やったあと、十割蕎麦と、温かい「きのこそば」をいただいた。このお店のメニュは、せいろそば、十割そば、きのこそば(温)の3つだけ。高橋邦弘さんに師事されたとのことで、温かい蕎麦があるのは珍しい。
  十割蕎麦は、しっかり打たれた香り豊かな蕎麦で、噛み締めると蕎麦の香りが口内に広がって、まさに至福のときだった。これはお勧め、おいしいですねえ。そして、驚いたのは、この後のきのこそば。この夜のオフ会でいろいろと教えていただき納得したのだが、なんと、温かい蕎麦でありながら、蕎麦に腰と弾力があるのですね。驚きました。こんなかけそばの”そば”は初めて。これは、驚きと感動だった。これはよほどしっかり打たれているに違いない……と、そのときは思ったが、あとで、本当に荘であったことがわかった。
  写真のように、浅田さんのそばうちを拝見したが、全身を使って、力いっぱい打たれている。捏ねも、切りも写真のように、すべてが腰でリズムを取って、全身で蕎麦うちに取り組んでいるんですね。俺はこれに命を懸けている……そんな思いが伝わってくるようだ。この結果が、しっかり打たれた蕎麦になるのですね。あの、温かい蕎麦の腰が良く分かった。もちろん、残念ですがこのこしは最後までは持たない。ほんの、2,3啜りまで。後は暖かい汁の中につけられているので蕎麦はふやけてこしは感じられなくなってしまうが、それにしてもこの感触は忘れがたい……。
  浅田さんの二八蕎麦は、夜にもオフ会でいただいたので、せいろも香りと腰があり、文句なしだが、ここにいかれた方は、ぜひ、せいろだけでなく、+きのこそばも、お試しください。温かい蕎麦の香りと、温麺の腰が味わえるはずです。せいろ+きのこそばで、このお店を堪能できるはずです。
  汁は、しっかり打たれた蕎麦に合わせて、少し辛め。あの蕎麦には、このくらいの辛さが必要なのはよくわかる。蕎麦とのバランスも抜群だった。機会を見て、再度行きたいお店です。
   


●2004年10月9日

野麦(松本)

長野県松本市中央2-9-11
TEL/fax :0263-36-3753
営業時間:11:30-売り切れ(昼のみ営業) 休み:火・水曜日




     
   
  中町通りから1,2軒入ったところにある。4人がけのテーブルが3つという小ぢんまりしたお店なので、混雑すると、待たねばならないようになる。11時頃についてしまったが、お店前の通りを掃除されていたご主人から、「今日は雨ですから11:20頃にはあけますので、その頃においでください」といわれて、縄手通りを見物して、改めて出直す。
  お酒をいただくと、野沢菜を塩出しして炒め煮した突き出しが出て来る。これはなかなか酒のアテとして悪くない。1杯目が終わるころに、お客さんが入ってきて合い席になってしまった。もう一杯いただきたかったが、お店の場所ふさぎになってはと思って、ざる蕎麦を注文する。すると、セットになった小皿の煮物が出てくる、「こんなものがあると、もう一杯やりたくなりますね」とお店の方に言ったら、「はい、そうしていただくようにと思っていますが……」とのこと。でも、この混み具合では、申し訳なくて酒をゆっくり飲んでいられません。この煮物も、大豆、ニンジン、こんにゃく……と薄味で、本当の酒が欲しくなった。でも、まあ、もう一軒行きたかったので、ここは一杯であきらめました。
  そばは、粗碾きの粉がずいぶん入った細打ちで、コシも、香りもあり、なかなかいい蕎麦でした。
   


●2004年10月9日

あどれすと(町の中の駅そば(松本))

長野県松本市深志  
TEL/fax :   
営業時間:11:40-13:20 休み:土日祝




     
   
  野麦さんから浅田さんへと移動する途中、なんや……と見たら、写真の看板。街中にある駅そばって……単に立ち食いそばのことではないのかしら? と思ったが、そういえば松本の市内には、立ち食いの蕎麦屋さんてないんですねえ……となんとなく納得した。それにしても、営業時間:11:40-13:20とある。この時間で商売になるのかしら? と、今度はそれが気になった。
   


●2004年10月9日

蕎麦博/soba-mlオフ会(松本・全久院)

長野県松本市深志  
TEL/fax :   
営業時間:       休み:     






松本で行われた”そば博”とsoba-mlオフ会の様子。蕎麦打ちは五兵衛さんと浅田さん。
   
  松本で行われた”そば博”にあわせて、松本でsoba-mlのオフ会が開かれました。総勢21名、折からの台風22号で「特急あさま」や飛行機が止まるというアクシデントをものともせずに、北海道から岐阜までの参加予定者は全員参加。地元のプロ、五兵衛さん、浅田さんにもご参加いただいて、見本打ちなども拝見、それはそれは実に濃い、濃い集会でした。11時までの予定が結局、解散したのは、翌日になってから。
  オフ会は飲み話すことに気をとられて、写真を撮りませんでした。ほかの方がたくさん撮られていたので、まいった、と手抜きを決め込みました。唯一の人物写真は、厨房で調理中の右から福田さん、才川さん、松橋さんです。
  北海道のdeerhunterさんからは、大きな鮭2匹、いくら5kg、巨大なつぶ貝10個、さらに差し入れの酒が……どのくらいあったのだろうか、とても飲みつくせず、食い尽くせませんでした。話が弾んで、時間を忘れる、楽しい楽しい集会でした。改めて、このメンバーの、全治は不可能と思われる見事な重症振りを思い知りました。
   


●2004年10月4日

梶谷さんの<名古屋そば探訪>A

ととや(多治見市)と水里庵(瀬戸)
TEL/fax :  
営業時間:   休み:



   
  再び、梶谷さんのレポートです。名古屋周辺、じゅうたん爆撃のように蕎麦屋さん探訪をされています。

  ●ととや(岐阜県多治見市)
  この週末の収穫はですね、、、。ととや(岐阜県多治見市)です。多治見は仕事場にも多治見から通勤している人もいて、ソノコの情報では市会議員かなんかのオーナー、で、とってもよく出来た概観、会席料理と喫茶の別棟もあり。全て日本家屋、新しいけどかっこよい。で11:30〜始まるのに11:30に行ったら、もう食べている人がいて、20っ分程待たされました・。1日30食限定の田舎蕎麦を食べれるかな、、、。っとどきどきしながら順番待ち。トイレもきれいで、通された大部屋は素敵な日本庭園のようなもみじがきれいであろう庭が眺められる座敷。鉄で出来たかえる君、でんでんむし君、鳥君たちが縁側に形ヨクディスプレイされていました。次のお客が田舎蕎麦売り切れと言われていたからほんとうにぎりぎり食べれました。ここでの蕎麦の話しでは汁が不思議な味でした。かつおだしもきつくないし、辛いとか甘いとかじゃなく、なんか柑橘系のさわやかなすっぱさがほのかに感じられる、汁でした。なんだろう??? 蕎麦はとても細、田舎蕎麦の野蛮さを和らげようと言う試みか?私たちは太い方が好みなのでもう少し太くてもいい。蕎麦掻はやはりろあんのふっくらには負ける、がまずまず。
岩戸や(戸隠)の荒々しいものより食器が統一されているとか視覚の点でもおしゃれでよいのでは? 私は女なのでそういうところもすごく採点に加味されます。なぜ予約とらないのかな、子供もいた。ろあんは予約可ですから必ず予約していきました。だからお客を待たさない。そのほうが客に優しいと思う。子供もいけませんゆっくりしていただきたい主人の気持ちが現れています。儲け主義なら予約は取らず確実に入ってくれる客(待ってる客)にするでしょう。

  ●瀬戸の水里庵
次、朝を食べずに行ったので瀬戸の水里庵にいきました。
穴田町580番地 0561-48-4706。概観が蕎麦屋らしくない打ちっぱなしに竹やぶ、はいっても竹やぶの庭を眺められるような席と4人がけテーブルが4つ程。かっこよいです。
  ざるときしめんのような太打ち麺が10割の蕎麦で、日によって産地が変わります。今日は租谷(徳島です。大阪にいてるときに一度行き、とても不味いのを食べてしまった思い出があります。)でしたが、他に、自家製、荘川(岐阜)、奈川(長野)、隠岐(島根)のものがあるみたいです。10割の奈川の田舎蕎麦は売切れてしまいまして。でもざるは美味しい。粗挽き、口にぶつぶつ残るがつるつるでもある。きしめん風のはあまりにも太いからちょっと、、同じ生地をきり方変えてるだけでしょうが、すごく違う。太いから、かまないといけない、そうするとパスタのような、なんか美味しいですが、、、。ぼそぼそよりきしめんみたいな、、、。ダシが濃いです、辛くはないのですが、、、。それから山葵がとってもきれいな色していたので、中のほうだけ使っているのでしょうが、山葵らしいのは皮の部分の方なので、少しつんとする感じがない、あっさり系でした。蕎麦の味を損ねないようにということなのかな?
  それからここには卵まきもあり、甘い関東風でもなく、だしが効いてる関西風でもなく、大根おろしとしょうゆだけでアツアツを食べるのも良かった。しかし胡蝶庵のダシ巻きの方がボリュウムもありお奨めです。が、、だし巻き自体メニューにあるのが最近当たらなかったので感動。と言う感じの一日でした。
  蕎麦湯はどちらも濃厚。合格です。
                                            梶谷
   


●2004年10月2日

蕪庵(武蔵小杉)

神奈川県川崎市中原区今井南町485-10
TEL/fax :044-711-1147
営業時間:11:00-15:00、17:00-22:30 休み:





     
   
  武蔵小杉の駅から歩いて5分弱、通称・法政通りを左折しして商店街を行くと、右側にある。通りが左にカーブするY字路のような角にあるのでわかりやすい。新築の建物の新しいお店だ。お店の主は、アルジェリア人で、日本で唯一アルジェリア人の蕎麦打ち……とはご本人の弁。川崎・鷺沼にある「よしみや」さんで修行をされたとか。
  出汁巻き卵とせいろをいただいた。どちらも十分に及第点だが、ここまでくればもっとうまい蕎麦・料理を目指して欲しい。出汁巻き卵はふんわりとした焼き方で、味は上品だが、パウンドケーキのような柔らかい食感で、卵焼き……という感じがもう一つ足りない。好みがありそうだ。汁は、鰹節、昆布の香りが控えめでしょうゆ味が勝る、一茶庵系の辛汁に似ているが、個人的に言えばもう少し出汁のうまみが欲しい気がする。せいろ蕎麦も細うちで悪くないが、香り、コシとも、もう少し欲しい気がする。ご本人が蕎麦が好きどうか、蕎麦の何が好きなのか……これ以上うまい蕎麦が作れるかどうか、それがポイントになりそうだ。聞いてみたい気がする。
   


●2004年10月1日

切り板(まな板)

   
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  私のそば道具のほとんどを作ってくれている、木工の、じゃなかったカメラマンの谷口氏が、簡易切り板を作って持ってきてくれた。寄木作りの手始めとして、切った板を単純につないだものだが、これがうまく使えるようであれば、次は本格的なものを作ってくれるのではないかと期待している。残念ながら、24×50cmと小さいので、せいぜい500gくらいまでしか使えない。ま、そのうちに使ってみようと思っている。これはこれで楽しみがまた増えた。
   



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