2004年7
月分
多くの心優しき奇特な方々の犠牲のもとに成りたっている
「蕎麦打ち&蕎麦食べ歩き日記」であります。
1998年4月以来、ここに登場する全蕎麦屋さんの索引は、
こちら
です。
日記に掲載してあるお店が、県別にひけます。
店名の前に「*」印のあるものは、蕎麦好き読者からの投稿情報です
●新着そば情報:
お知らせいただいたものをご紹介させていただきます。
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●2004年7月25-29日
山東省の麺
青島、ZIBO、諸城
TEL
営業時間
(上段)ほうれん草麺、薄味麺、刀削麺、最後の2つはジャジャーメン(右の具を左の面に載せて食べる)
(中段)ハマグリと赤貝、ヒトデ、枝豆(醤油味)、朝ごはんの饅頭類、貝(右は海帝子)、
(下段)JAL機内食のウドンと、海水浴場風景(早朝、昼、深夜)
仕事で、25-29日と中国・青島〜ZIBO〜諸城とかけ足で回ってきた。山東省の料理をたくさん食べたが、麺を紹介しよう。いずれも食事の最後に、小さな椀にもってもらったものだ。今回、面白かったのはジャジャーメン、韓国で食べるものとよく似ていて、美味だ。韓国では子供たちの大好物……といえばジャジャー麺で、日本でいえばカレーライスにあたる。韓国のジャジャー面がこれをそっくり輸入したものであることが良くわかる。山東省は、韓国も近く、ホテルの朝食バイキングにはキムチも並べられている。町にはロシア人も多く、ホテルで話しかけられたり、町で買い物をしている金髪は、ほぼロシア人だ。刀削麺は、削り方が多少雑だ。もう少し薄く、きれいに繊細に削って欲しいと思うが、こうした見栄え……を気にするのは日本人の特性だろうか。いずれも美味でした。
青島は海辺の町で、第一海水浴場のすぐ前のホテルだったので自分でも泳いだが、中国の人たちは、朝6時ころから泳ぎ始め(
下段の左から2番目の写真。拡大すると日付が入っているが、これは日本時間なので、現地時間は6時22分である
)、昼も泳ぎ(
写真3番目
)、夜中の12時ころ(
写真右端
)まで泳いでいるのでびっくりした。食事をして帰ってきてもまだみんな泳いでいる。寝るときに見たら、まだいる。朝6時ころに目覚めてカーテンを開けたら、なんともう泳いでいる人がかなりいる。散歩に出てみると、お年寄りのご夫婦が多いことに気がつく。2人で早朝から出てきて泳いでいたり、旦那だけだったり、ご婦人の2人連れだったりする。
海辺の町だけに、魚介類が豊富だ。海辺を散歩しているときに、もぐっている人がいたので、収穫の中を見せてもらったら、貝に混じってヒトデが入っている。”これはどうするの?”と聞いたら、食べるという。皮をむいて中の柔らかい部分を食べるそうだが、詳しいことは聞かなかった。ちょっと食べてみたかったが……。中断の写真はホテルの中華料理店に並べられたヒトデである。
枝豆があるが、これは、醤油味の汁の中に入れられている。味はほんのりと醤油が感じられるが、普通の枝豆で、これもなかなか美味だった。作り方は、普通に塩湯でして、出す前に醤油で加工するとのことだが、醤油色は濃いが、味は薄味で珍しく、おいしいおいしいといただいた。饅頭はホテルの朝食に出されたものだが、左は肉まん、右は小籠包、上はあんまんである。あんまんは小豆に似た小さな豆を甘く煮たものが入っていた。最近はどこのホテルも朝食バイキングになって、しかも中国では暖かいものが多いので、全部、蓋つきのパーティ用の調理器に入れられている。何が入っているのか、開けてみないといけない。最近はいちいち開けて調べるのが面倒なので、手近なものをとって食べるようにしている。年をとると人間気短かになって機動力をなくしてしまう。イカンなあ。
下段の写真は、JALのエコノミーの機内食煮出されたものだ。蕎麦は何度か経験しているが、うどんは初めてである。しばらくJALの海外便に乗っていないので初体験だったが、以前から出されているのだろうか。梅雨がしょうゆ味で甘かったのだが、どうせならイリコ出汁にして欲しいものだ。それより、JALならば、機内食の代わりに「うどんでスカイ」を選択させてくれないのかしらねえ。一度食べてみたいのだが。
●2004年7月10日
岩月屋
横浜市港北区仲手原2-45-15
TEL 045-402-0968
営業時間 11:30−22:00、売切れ仕舞い 休み:木曜日
冷やし五目たぬきそば、本鴨せいろ
買い物があって近くのOKに出かけるついでに、蕎麦屋さんで昼をいただいた。買い物はミネラルウォーターだが、このOKストアはとても安い。2リットルのペットボトルが150-160円くらいで販売されている。これを6ケースとかで買ったりするのだが、今回は3ケースだけ買った。で、近くにある岩月屋によって、そばをいただいた。暑さにゆでられている毎日で、オーダーは冷やしたぬきそば。冷やし五目たぬきそば(840円)というのがあったのでこれをいただいてみた。
何が入っているのか……と楽しみにして待っていたら、出てきたのは揚げ玉ではなく、かき揚げのバラバラに揚げられたもの、チラシたかき揚げだった。なるほど……確かにかき揚げ天ぷらよりも、ちらしかき揚げのほうが汁や麺には絡むが、しかしやはり天ぷらの部分が大きい。ぶっ掛けのそばにわずかに感じられる揚げ玉の味……という、ちょっと控えめなレベルが冷やしたぬきそばの魅力なのだが、ここの五目たぬきそばになると、天ぷらそばに近くなってしまう。これは私の好みではないんですね。好みで分かれるでしょうね。
相棒が注文したのは……最近そばを食べに家からでるというケースが多くなって、相棒はいつも愚息である。彼は最近、鴨汁せいろそばに凝っていて、どこでも鴨汁せいろそばを食べる。ここはうまいとすすめる店も、ここはあまり……、ここはもう一つ……というお店でも、飽きもせずに何とかの一つ覚えのように鴨汁せいろを見つけてはこれをオーダーする。こうしないと、おいしさの比較ができない……というのである。確かに一理ある……と思いながら、ちょっと違うぞ……という気にもなる。
おいしい店と、まあまあの店と、何を食べるかは人それぞれ違うのでしょうが……。鴨汁せいろや、かも南蛮、天ぷらそば……といったどちらかといえば、高級なメニュほど、おいしい店とそうでない店との差は大きいような気がする。食材も違えば、それを調理する腕も違う。私は、冬の時期になると鴨南蛮そばもよく食べるが、それでも食べるお店は限られている。このお店はそばがおいしい……と思うお店でしか食べない。グルメなのではなくて、鴨南蛮なら何でもいい……という気にならないだけなのです。皆さんはどうなのでしょうかねえ。……で愚息はここでも、本鴨せいろ(1,160円)をオーダーしました。上の写真がそれです。味はどうだったかって、それは愚息に聞いてください。
このお店、そばは七三のようで、もりそばは580円とリーズナブルな価格である。そばのできも、一級の手打ちそばというわけではないが、香りも、こしも適度にあって、価格パフォーマンス的には悪くない。ただ、そば汁も価格に比例しているようなところがあって、お勧めといいにくいところがある。高級なメニュは、もう少し調理の修行が必要なようだ。
●2004年7月6日
よし吉
長野県上田市
私も手打ち蕎麦が好きで、日頃からよく食べております。
長野県上田市には、昔から有名な蕎麦屋さんが何件かありますが、先日、ちょっとこだわりのある様な蕎麦屋さんを見つけましたので 情報提供させて頂きます。
場所は上田市内から離れており、国道143号線を、青木方面に市内より30分位行った所で、地籍は小泉・・? かな? 国道沿いです。店の名前は 「よし吉」 と言うお店でした。建物も和風の一戸建てで駐車場もありました。それに、庭木もすばらしく感じました。
日曜日だったせいか、かなり混んでおり、ざるそばを頼み食べていた私達でしたが、隣で4人の年配の奥さんが後から注文し食べていた、「ぶっかけサラダ蕎麦」と「薬味蕎麦」が気になってしかたがありませんでした。
店内もこった作りですし、金額的には普通と感じました。ざるそばも、こしがあり美味しかったです。良い粉使ってる感じ。。。日本酒もかなり並んでおりましたよ。夜も営業しているみたいです。。お店の方は、「まだ開店したばかりですので・・・・・」なんて話しておりました。感じ良さそうな人。次回はあれ食べます。
情報まで。。。(Mitsuhiro Shima さん)
●2004年7月6日
蔵(くら)
横浜市神奈川区西神奈川1-13-14
TEL 045-313-5664
営業時間 11:30−14:30、17:00−20:00 休み:日・祝・月曜日
いわしのしょうが煮、板わさ、そばみそ、おろしそば
珍しく仕事が終わってそのまま帰ってきたので、蕎麦屋さんが開いている時間だった。家の近くの蕎麦屋さんはなかなか入れない。平日は帰宅する時間には尾に背はしまっているし、週末も仕事に出てしまうのでいけない。こんなチャンスでないと近くの蕎麦屋さんにはいけないのだ。……ということで、蔵さんによった。ビールと日本酒(一の蔵)をいわしと板わさでいただき、最後のおろしそばで〆る。どうということのない食事だが、暑い日にこういう食事ができるとほっとする。いわしのしょうが煮がおいしいが、6匹はちょっと多い気がする。一人用に、いわしと板わさの盛り合わせがあるといいのだが……と最近はもりを少なめに……というお願いばかりをしているような気がする。そういえば、このお店の休みが変わった。水曜日に営業して月曜日を休みにしている。
●2004年7月2日
韃靼そばふりかけ
韃靼蕎麦ふりかけ
水上温泉に出かけて、宿の売店で見つけた韃靼蕎麦ふりかけ。いかにも韃靼そばブームを感じさせる一品である。どのくらいまでおかれているのか、見ものだ。試食できるようになっているので、試してみる人も多いかもしれない。水上温泉周辺には、手打ちそば……を看板にうたったお店が結構あった。手打ちうどんの店より多いくらいである。さすがの讃岐うどんブームもここまでは来ていないのか? 上州のうどんはどこへ行ったのだろうか?
このふりかけの味は、ゴマがだいぶ入っているので、ゴマの陰に隠れて韃靼そば特有の苦味はほとんど感じられない。まろやかな味で食べてもらおうとのねらいかもしれないが、ルチンがたくさん含まれている……と書いてあるので、健康オタク用に、もう少し苦味を感じさせてもいいのではないかと思う。
●2004年7月1日
布恒更科
東京都品川区南大井3-18-8
TEL/fax 03-3761-7373
営業時間 11:30〜15:00(L.O14:40)、17:00〜20:00(L.O19:40) 休み:日曜日
もりそば、紫蘇きり(ちょっと太め、山が3つあり、右端は少しいただいた。もりそばより量が多い)
南大井に出かけるついでに久しぶりで布恒更科に寄った。ここは季節の変わりそばをやっているので楽しみなのだ。仕事中なので酒を飲むことができない。もりそば(800円)と紫蘇きりそば(1000円)をいただいた。最初にもりそばをいただき、あとから紫蘇きりそばをいただいたが、多すぎて食べ切れなかった。もりそばと比べて、紫蘇きりそばの方が量が多いようだ。それはそれでいいのだが、私は食べきれずに、申し訳ないことに、紫蘇きりそばを少し残してしまった。「ごめんなさい、おなかが一杯で……」と謝ったが、変に誤解せずにそのまま受け取ってくれればいいのだが……。食べる順序は、逆のほうが正解かもしれない。
私は、更科そばがどちらかといえば好みではない。だからお店で更科そばをオーダーすることはほとんどない。そばは”香り命”派なので、おなかが一杯でもそばの香りがあれば食べられるが、香りの薄い更科そばは、おなかが一杯になると入らない。ここの紫蘇きりは、紫蘇そのものが少し大きめのみじんに切られているので、紫蘇きりそばは、それにあわせて太めになっている。それが余計に更科そばの香り……を強調しているのだろう。空腹時にはいいが、少し腹がくちくなっていたので、私には一杯だった。
それと、ここは2色そばがないので、1人前ずつオーダーしないといけない。それがそろそろ私には苦痛になってくる。いろいろな変わりそばがメニュにあるので、せっかくならいろいろと食べてみたいと思うが、紫蘇きりそばだけというのは、寂しい。3月3日、5月5日、9月9日の節句には、3種もり、5種もり、2種もりがあるようだが、普段でもぜひ、2色もり、3色もりを作って欲しいと思う。
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