2003年9月分
多くの心優しき奇特な方々の犠牲のもとに成りたっている
「蕎麦打ち&蕎麦食べ歩き日記」であります。
1998年4月以来、ここに登場する全蕎麦屋さんの索引は、
こちら
です。
日記に掲載してあるお店が、県別にひけます。
店名の前に「*」印のあるものは、読者からの投稿情報です
●新着そば情報:
お知らせいただいたものをご紹介させていただきます。
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★21日(日)
「新そばを食べる会」10:00〜
北海道産の粉を使い、新そばの香りを一足早く味わう会です。
場所:足利市織姫神社内蕎遊庵
主催:蕎遊庵(http://www.kyouyuan.com/)、問合せ:0284-21-6818(アラビカ内)
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●2003年9月28日
安楽
神奈川県足柄上郡湯河原町土肥2-2-9町
電話 0465-62-5575
営業時間:11:00-17:00(売切仕舞い) 定休日:木曜
とろろそば
湯河原駅の南口、「きょう」さんのすぐ先、郵便局をはさんで次の角にあるのが、このお店。こちらも手打ちで、いわゆる普通のそば屋さんのようにメニュは豊富だ。珍しくとろろそばを頼んだので、とろろにつけずに少しそばを食べたが、こちらは、細めのそばで、こしもまあまああり、そばらしいそばだ。ただ、香りがもう少し欲しいところだが、この時期としてはこんなところかもしれない。昼時で、かなりの客が入っている。隣に比べて、メニュの豊富さが客を呼んでいるようだ。女性たちには、こちらのほうが人気だという。カメラを持参しなかったので写真は携帯電話で撮影したが、これでは何のことやらわからんなあ。
●2003年9月27日
きょう
神奈川県足柄上郡湯河原町土肥2-2-20
電話 0465-63-5225
営業時間:11:00-14:30) 定休日:火・水曜
●おろしそば
箱根の後、湯河原に出かけ、友人を訪ねた。というよりも、湯河原にある何軒かのそば屋さんが気なって出かけたというほうが正解かもしれない。とりあえずは、駅に近い、「手打ちそば、きょう」さんへ。ここは、冷たいそばだけで、温かいメニュはない。せいろ、おろしそば、千切り大根が盛られた「きょうそば」、とろろそば……など、メニュはほんの数種類である。戸隠の粉をつかったちょっと太目のそばで、二八のようだ。わたしは、おろしそばをいただいた。出されたそばは、もう少し湯で時間が短くてもいいかな……という感じで、固さやコシがあまり感じられない。好き好きだろうが、香りがいい霧下そば……と歌っているならば、茹ですぎよりも、どちらかといえば、湯で前のほうがいいのではないかと思う。いつもこの湯で時間なのか、ちょっと残念で、もう一度試してみたい気もする。
このお店、蕎麦打ち体験が出来る……とのことで、予約をすれば、週末は9:30−15:30の間、平日ならば10:00−15:30の間に、約500gの蕎麦打ちを体験させていただけるようだ。料金は、3,500円。興味のある方はどうぞ。カメラなしで、携帯の写真だが、これでは何のことやらわからんぞい。
●2003年9月26日
東京麺通団
東京都新宿区西新宿7-9-15
電話 03-5389-1077
営業時間:24時間営業 定休日:年中無休
●(上)メニュ、ひやかけ、しょうゆ、ざる、かけ、(中)ひやたま、かまたま、ゲソ天、おでん、(下)ほたるイカと、皆さま
以前から話題になっていた、東京麺通団の店というか、麺通団が開店した。そこで、急遽たまさか兄さんの呼びかけでoff会をということで、麺通団に行った。きたメンバーはいつものように、たまさかさんと長老に隊長、junちゃん、maruさん……。話しているうちに、パロットのマスターはくるは、讃岐のウドン王、現役ラーメンチャンピオンは来るは……で賑やかになってきた。この日は、夜の部はセルフではなくサービスつき。込み合って大変だなあ……と思っていたら、翌日から夜の部もセルフになってしまった。うどんはメニュをはじから頼んだ。かけ、ひやかけ、かまたま、ひやたま、しょうゆ、かまあげ、ざる、ねばたま……がるが、ネバ玉以外は全部いただいたが、ひやかけのだしが圧巻だった。イリコ出汁が見事に効いて、これはお薦め。初日の混雑で、釜玉が遅れたりしていたが、しかし、さすがに麺通団である。このウドンで、290円ならば、お買い得だ。24時間、年中無休というから、これは便利。明け方にも食べられるしね。
で、26日の朝8:30頃に行ってみたが、さすがにこの時間では天ぷらはちくわ天のみ。無休とはいえ、エアポケットに入ったような時間に行って、万全のサービスを期待するのはムリだろう。ゲソ天、ちくわ店、カシワ天、ほたるいか……などツマミに酒をやって、締めにこのうどんをいただけるのは悪くない。場所は小滝橋通りのマックの向かいを右に入ってすぐ。大ガードの横なので、駅からも近い。
●2003年9月24日
はつ花
神奈川県足柄下郡箱根町湯本635
電話 0460-5-8287
営業時間:10:00-19:00 定休日:火曜
団体で箱根に行った際に、昼食を湯元の「はつ花」でとることになった。20人を越えるので、電話をしたら、普通は予約を受けないのだけれど、いっぺんにこられても大変だからと予約を受けてくれた。ついでに、そばのオーダーも聞いておきたい……と言われ、それぞれ、好みのメニューをオーダーした。……で、当日、ちょうど12時頃に到着したら、座席に案内されて、じゃ、酒を一杯……とオーダーしたら、酒とほぼ同時くらいに、オーダーしておいたそばが出された。酒を飲む……という状態ではなく、そそくさとそばを書き込み、店を出る……ということになった。そば屋にいったら、まず、酒を飲んで……という余裕はまったくなかった。コンベアーに乗ったような気分であった。
ほかでもない、そばである。しかもいってみれば社員旅行のようなもので、ゆっくりさせてくれれば、酒を注文し客単価は倍にはなったはずだ。とにかく、早くそばを食わせて回転を揚げよう……という意図があったのかおもうほど、見事なタイミングだった。酒の注文を聞く前に、店に入った瞬間にそばを釜に入れたのではないか……と思われるくらいの、用意周到な作業だった。おかげで、そばのゆっくり味わうことができなかった。
●2003年9月23日
すい庵
神奈川県藤沢市鵠沼花沢町1-9
電話 0466-27-4440
営業時間:11:00-22:00 定休日:水曜
●辛味おろしせいろ、そばのup
”藤沢駅前にあった「藤沢なかむら庵」は場所が変わったよ!”と仲間からずいぶん前に教えてもらっていた。ここ1年くらい、数回は藤沢に出かけているが、そのたびに何かと別件があって、新しいお店に行くことが出来なかったが、やっと恒例の彼岸の墓参りのついでによることができた。以前の北側ロータリー向こうのお店は、狭くて、8人も入ると一杯で、肩も触れ合いながら食べるような状態であったが、休日の昼時にはいつも何人かのお客さんが入っていた。その意味では常連客もある、小さいながらも繁盛店ということが出来たと思う。ところが、狭いがY杖になかなかゆっくりするという気分になれない。酒は飲んでもほんの一杯で、除いて満員では入れなくて帰ってゆくお客さんを見ると、小さいお店は回転が命……と思ってお尻がむずむずしてくる……というのが難点だった。
新しいお店は、駅の南側。駅を出て直ぐ右にある交番と横浜銀行の間にある小田急線の線路沿いの道を辻堂方向に進み、城南予備校の手前を左に曲がった右手、駅から歩いても2,3分の近さである。お店もずいぶん広くなって、テーブル席にほかに、一坪ほどの座敷もある。今度は少し落ち着いていただけそうだ。ここのおそばは、私は好きなそばのひとつだ。いわゆる田舎風のしっかり打たれたそばで、荒きそばを髣髴とさせるそばだ。コシがあり、なによりも強くかぐわしいそば香が口中に広がる、この香りがここの特徴だ。信州川上村産の蕎麦粉を使用している……とのことだが、このそばは、残念ながら産地の川上村では食べられない。そば屋がないのである……あ、あるにはあるが、きちんと打って食べさせてくれるそば屋さんがないのだ。なかむら庵のそばが余りに美味しいので、数年前、本場の川上村でそばが食べたいと、出かけたことがあったが、手打ちのそば屋さんは一軒もなく、残念な思いで帰ってきたことがあった。
いただいたのは辛味せいろだが、そばはご覧の通りしっかり打たれたもので、香りも良い。この時期のそばとしては、この香りはうれしい。新そばは、10月末になる……とご主人の弁、その頃にいただきに上がりたい。
●2003年9月19日
照月庵
品川区西五反田2-29-10
電話 03-3491-0204
営業時間:11:00-15:00+17:00-21:30(L.O.) 定休日:日曜・祭日
●焼き味噌、手打ちせいろとup、手打ち田舎そば
五反田駅周辺は探してみると結構色々なお店がある。表面だけを見ているとなかなか気づかないが、東口(山手線内側)には有楽街もあるくらいで、ちょっと裏に入るとかつての賑わいを想像させるような夜の繁華街が顔を見せたりする。最近は、はなまるうどんも出来て、ラーメンでは若者が並ぶ一風堂などもあり、この不況時に活気を見せている。そば屋さんも最近風の”そば居酒屋”とでも言うべきお店がここ1,2年のうちに何軒かできて、従来のそば屋さんとの競合も厳しくなりつつある。思い出しただけで、手打ちの「御津屋」越後叶屋のへぎそば、「安曇野」、「めちくりん」「高田屋」「土風炉」……などなど。
そんな五反田はまた商店主さんたちが活性化に力を入れており、独特のメニュを工夫するなどしている。しばらく前、何かの折に五反田商店街の案内で、そば屋さんが”品川そば”なるものを創作メニュとして出していると読んだことがあり、気になっていたのだ。そのときには特にそばのことが書かれていなかったので、まあ、普通のそば屋さんが新しいメニュを作ったのだろう……くらいにしか考えていなかった。そんな前段があって……、ちょっと用事があって出かけた、といってもすぐ近くに事務所があって、めったに通らない道を通ったということに過ぎないのだが、そば屋さんが目に入り、表に「本日の変わりそばシソ切り」と表示されているのを発見。思わず店に入ってしまった。これは手打ちをしているに間違いない、ということである。
……で、中に入って店名を見たら「昭月庵」とあり、その時点で”品川そば”を喧伝していたお店であることが分かった。この地で長く営業を続けている、地場のそば屋さんである。先ずはビールを注文してメニュを見ると、確かに品川そばがある。その実態はシャコの天ぷらそばであった。深川がアサリで、品川はシャコというわけである。シャコは好きなのだが、冷たくなったシャコはあまり美味しいとは思わない。この天ぷらということになると、あまり触手^h^h食手は動かない。品川そばは次回に譲って、まあ初めてのお店で恒例の手打ちせいろをいただくことにした。手打ちせいろ……とわざわざ書いたのは、このお店実は”手打ちもある”というお店なのだ。機械打ちされた普通のせいろは一人前500円、手打ちは600円で、メニュは機械打ちのそばがメインで、手打ちはわずかにメニュの最後のページに記されているに過ぎない。とりあえずは焼き味噌をいただいてビールを飲んだ。そして、手打ちのせいろとシソ切りが売り切れというので、田舎そばをいただいた。
手打ちせいろは、コシというよりもしっかり打った固さがある。望むらくは、もう少し香りがほしいところである。田舎も同様で、やはり自家製で手打ちにするとなれば、その辺りをこだわって香りを生かしてもらいたいところだ。手打ちそばになにを期待するか、人それぞれだろうが、私はやはり、”そばは香り”が基本だろうと思う。これはもしかすると蕎麦粉そのものが香りが弱いのかもしれない。シソ切りそばを食べられなかったのが残念でした。次回に期待したい。
いまや、そば屋さんも多様化して、自家で石臼で碾き、手打ちをするそば屋さんも増えている。そんななかで、手打ちそばもできます……というだけではお客さんへのアピールにはならないのではないか。客の判断基準は、手打ちそばが出来るかどうかではなく……美味しいそばがあるかどうかということであろう。手打ちが美味しい……わけではない。美味しい手打ちそばは美味しいけれど、単に手打ちだけでは、お客さんは呼べないのではないか。どうせ作るなら、美味しい手打ちそばを食べさせて欲しい。言いたいこと言って客は勝手だね。
●2003年9月10日
大シャコ
中国・寧波
●(上段)日本料理屋のカケそば、普通サイズのシャコ、伊勢海老サイズの大シャコ、絶品海瓜子
(下段)肉マン、カニの塩辛、シャンツァイの入ったスープ上海呉越のラーメン、
7月に続いて上海−杭州−寧波と回ってきた。今回は急な仕事だったので日程がうまく行かず、間に週末が入ったために、のんびりと出来た。珍しいことだ。行程のほとんどが寧波にいたので、今回は寧波の料理をずいぶん食べた。朝食が粥、昼食、夕食と3色が中華だった。これでも飽きないのだから、中華料理というのはたいしたものである。今回のハイライトは2つ。
一つは、大シャコである。私はシャコが好きで、冬場の瀬戸内に行けば、必ず生きたシャコを用意してある店を探し、茹でたてをいただくことにしている。エビが美味しいと人は言うが、この瀬戸内の茹でたての生シャコの味を知っている人は、この味を絶賛する。ま、子供の頃から食べている人たちは、おやつに食べたから飽きたとか言っておるが……。「これまで食べた物の中で、一番美味しかったのは何?」と聞かれると、私は決まって、シャコと答える……というのが習慣だった。すし屋の冷めたシャコとは似て非なるものである。あれはダメ。それほどシャコが好きなの。そんな私の前に寧波(Ningbo)名物……ということで、出されたのが、イセエビほどもあろうかという大シャコなのだ。上段の写真を見ていただけば、タバコの箱を一緒に写しているので大きさが分かるが、ほぼ大型の伊勢海老並である。殻をはずした身の大きさもほとんど同じ。大きいから大味……と思われそうだが、どうして、車えびに対して伊勢海老が大味ではないように、シャコの大きい物だって決して大味ではない。素揚げしたモノだったが、これは絶品。甲殻類特有の歯ごたえと味に思わずほほが緩んだ。
ハイライトの2つめは、海瓜子なる小さな貝である。海の貝だそうだが、サイズは約10mm×7mm、中の身のサイズは一回り小さくて7mm×5mm。薬味のネギ(アサツキ)と比較していただければ、小ささがわかる。こんな小さな貝が、殻ごと油と醤油で炒められている。その香ばしい味付けとあいまって、いったん口に運ぶと止められない。「おいしい、美味しい!」といいながら、みんなせっせと貝を口に入れ、身をより分けて貝殻だけをペッと吐き出す。話をしながら食べていても、自然に貝に手が伸びて、気が付くと、みんな黙って夢中になって食べている……という図式が生まれる。上海で食べたことがないから寧波名物なのだろう、行かれる方はお試しあれ。
最初の写真と最後はお愛嬌。寧波の日本料理やのカケ蕎麦と上海の呉越ラーメンである。寧波あたりだと、日本料理屋の料理人は上海の日本料理屋で修行した……というのが売りになっているとかで、味は推して知るべし。乾麺に出汁は適当……。評価外。
●2003年9月2日
仙良庵
(庵の字は正式には草冠)
横浜市中区山元町3-145
電話045-651-2310
営業時間12:00-20:00 定休日:月曜
●(上段)横浜根岸道路の三叉路にあるお店、ビール、メニュ、焼き味噌、
(下段)蕎麦八徳の漢詩、2色蕎麦上がせいろと手前が紫蘇きり、イギリスのカレー粉を使ったカレーうどん
用事があって根岸に行ったが早めに終わったので、タクシーで仙良庵さんへ回った。行く予定がなかったのでお店の所在地などデータを持参していなかった。横浜では知られてお店なので、運転手さんが知っているだろうと思ったのだ。乗り込んで、「仙良庵ってご存知ですか?」と聞くと、「知らない」という。「山元町にあるそば屋さんなんですが……」というと、「あ、山元町の美味しいといわれているそば屋さんなら1軒知ってます」というので、じゃ、そこに行ってくださいとお願いしたら、案の定、仙良庵さんだった。横浜というのは、そば不毛の地で、ことほど左様に美味しいそばが評価されていない。この話をご主人にしたら、苦笑されていた。
入ったのが5時頃で、早めだったので客は一人。少しご主人にお話を伺った。このお店は開店したのは25年前。もともとそば屋さんだったお店を代替わりし、手打ちそば屋さんを始めたのがご主人である。宮城県出身で、鰹節などの販売をしていて、足利の一茶庵に出入りしているうちに、片倉康雄さんと知り合う。当時は、娘婿ののりあきさんも足利の本店で修行されている時代である。やがて弟子入りすることになり、入ったお店はのりあきさんが切り盛りしていた宇都宮一茶庵。ここで修行して、やがて開店したのが今のお店とのこと。上野の東天紅でそば大学をやっていたころ、片倉康雄さんの弟子としては、高橋邦弘さん、秩父のこいけさん、伊香保のいけやさん……らとほぼ同時代とのこと。
お通しの板わさと焼き味噌でビールと日本酒2本をやったあと、いただいたのは、せいろと変わりそば(紫蘇きり)の2色そばと、異色のカレーうどん(イギリスのカレー粉を使った)である。せいろは若干細めか、コシもあり、香りもあってせいろとしては抜群である。紫蘇きりは紫蘇の香りが口の中で香り立つようで、これも絶品。せいろ、紫蘇きり……どちらも細めのそばで、こういう2色は難しい。お店ではもともと<せいろ+田舎>の2色をメニュに出しているが、お願いしてせいろ+変わりそばの2色を作っていただいた。どちらも細めの2色は、どちらを先に茹でるか、なかなか難しい。2色の片方を先に茹でて盛り付けておき、2つめを茹で上げて盛り付け、一緒に出す……ということになるが、2つめを茹でている間に、最初に茹でたそばがのびてしまう、若干固めに茹でるとしてもその呼吸が難しい。細いためにのびやすいからである。これが、今回はどちらも頃合のそばがサービスされた。このタイミングの計り方は、永年の経験のなせる業だろう。2色のそばも、写真のようにひとつずつせいろに入れられて供せられる。ひとつ盛りではないのである。
カレーうどんが2種類あるお店というのも珍しい。日本式のカレーうどんと、イギリスのカレー粉を使ったというカレーうどんがそれだ。で、イギリスのカレー粉を使ったカレーうどんをいただいたが、独特の風味でこれがまた、なかなかいけるのだ。細めのうどんに汁がからんで、和風ではない、洋風のカレーうどんといおうか、家庭で作るカレーをカケ蕎麦にかけた……そんな感じの、これもまたひとつのカレーうどん……という以外にない。お試しあれ。
●2003年9月2日
香露庵
横浜市西区みなとみらい4-4-3
電話 045-223-0123
営業時間:11:00-15:00+17:00-22:00 定休日:日曜・祭日
●みなとみらいのお店、辛味おろしそば、そばup
東急東横線高島町駅から3分。INAXの先にぽつんとある。平沼にある田中屋さんで修行したご主人が独立したお店で、メニュは田中屋さんを踏襲して、名物「きざみ鴨せいろ」などがある。いただいたのは辛味おろしそば(750円)。2段のせいろに盛られたそばは、ちょっと細め。二八くらいのそばで、コシもあり香りもあって悪くない。機械打ちと思われるが、この細さでこれだけ香りがあれば、ヘタな手打ちよりもおすすめである。ただ、絡み大根のおろし、花かつお、ネギ……が別の器に盛って出されるので、盛りそば風に食べることになるが、これはちと難しい。大根や花かつおをそば猪口に入れてしまうと、そばをつけようとしても、おろしやかつおが邪魔して、汁がつけられない。汁を少しつけて食べると、絡み大根の味をあまり楽しめない。やはり、おろしそばは、ぶっ掛けの形で供されるほうが食べやすく、いいような気がする。
昼時で、多くのお客さんはカツ丼とそばのセットなどを注文されていた。やはり、こうした需要に応えないと、場所的に難しいのかも知れない。丼のセットもあるそば屋さんとして、このそばを供することができれば、かなりの繁盛店になるのではないかと思う。8人の大きなテーブルの他に、4人のテーブル、2人のテーブルがあり、20人と少しで一杯になる。場所的に、ジャックモールなどにくる客さんも多いことを考えると、駐車場がないのが厳しいかもしれない。
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